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基礎データ DATA

ニンニクの旬(出回り時期)

※これはニンニクの出回り量の割合をグラフ化したものです。農林水産省統計 年間卸売総量(2015年)を参考にしています

ニンニクの概要

にんにく(成長途中) にんにくの芽

スタミナ増強や健康維持などの効果が期待できる食材として知られている「にんにく」。特有の香りが料理に深みを持たせてくれて、イタリア料理や中華料理では欠かせない野菜です。

一般的に、にんにくは地下茎が大きくなったものを食べますが、「葉にんにく」や「にんにくの芽(茎にんにく)」も最近は人気です。特有の強い香りと辛みは、ネギやニラなどにも含まれる「アリシン」という成分によるものです。

にんにくは1年中店頭で売られていますが、比較的多く出回るのは6月~9月頃です。

ニンニクの歴史

新にんにく にんにくの芽

にんにくの原産地はタジキスタンやウズベキスタンなどを中心とした中央アジアだと考えられています。そこから西に伝わり、古代エジプトにおいてはおもに薬用として利用され、古代ギリシャでは香辛料としても利用されていたそうです。また古代ローマでは広範囲に浸透し、労働者や兵士に与えられていたといわれます。

中国には紀元前に伝わっていたようです。日本へは8世紀~9世紀頃に中国または朝鮮半島経由で渡来したといわれています。ただし日本では長らく薬用として使われていて、料理に使うことはほとんどありませんでした。家庭で調理されるようになったのは第二次世界大戦以降で、西洋料理や中華料理などが一般的になってからです。

ニンニクの見分け方(選び方)

見分け方

外皮がしっかりと乾燥していてかたく、ずっしりと重みのあるもの。1片ずつが均等にふくらんでいるものが良品です。

持ったときに軽く感じるものは、中身まで乾燥していることがあるので避けます。また芽が出ていたり皮が茶色になっていないか、お尻の部分にカビがないかなどもチェックしましょう。

葉にんにくとにんにくの芽は、ピンと張りがありみずみずしいものを選びましょう。

ニンニクの保存方法

島にんにく

ネットやカゴなどに入れて風通しのよい冷暗所で保存するのが一般的ですが、時期によっては傷んだりカビが生えたり、逆に乾燥しすぎることがあります。

最適な場所がなければ冷蔵保存が無難です。ポリ袋に入れて冷蔵庫(できればチルド室)へ。乾燥やにおいが気になる場合は、新聞紙で包んでからポリ袋に入れます。

1片ずつにバラバラにして、ラップで包み保存用袋に入れて冷凍するという方法もあります。薄皮はむいてもむかなくてもお好みでかまいません。

ニンニクの食べ方

炒め物、パスタ、しょうゆ漬け、蜂蜜漬け、味噌漬けなど

にんにくは生のままだと辛味がありますが、加熱すると辛みがやわらぎます。イタリア料理や中華調理の香り付けに使われることが多いですが、みじん切りやスライスしたものは焦げやすく、焦げると苦くなるので弱火で加熱するのが基本です。なお中心部の芽の部分は消化されにくいので、取り除いたほうがよいでしょう。

にんにくの香り成分「アリシン」は、すり下ろしたり細かく切ったりすると多く発生します。

ニンニクの栄養と効能

生:カリウム(530mg)、ビタミンB6(1.50mg)、葉酸(92mcg)、ビタミンB1(0.19mg)

注目成分

アリシン

期待される効能

疲労回復、がん予防、高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防

にんにくの強い香り成分「アリシン」は、ビタミンB1の吸収を高める作用があるのでスタミナアップに効果があります。ビタミンB1はにんにく自体にも含まれていて、糖をエネルギーに変換する役割を持ち、疲労回復に役立ちます。またアリシンには抗酸化作用や食欲増進、血栓を予防する効果もあるとされます。

また体内の余分なナトリウムを排泄するカリウムや、皮膚の健康を助けるビタミンB6、貧血予防によいとされる葉酸も含まれます。

ただし、にんにくは食べ過ぎると胃腸を刺激して痛めるおそれがあります。特に生のままだと刺激が強いので1日1片、加熱したものでも1日1~2片程度に抑えましょう。

ニンニクの種類

にんにく

にんにく

ごく一般的に出回っているタイプのにんにく。国内産のものは青森県産が約8割を占めます。代表種の「福地ホワイト六片」は白くてふっくらと丸みがあり、りん片が6個前後で大粒です。国内の暖かい地域では「壱州早生」や「上海早生」などの品種が栽培されていて、これらはりん片が10〜12個くらいと少し小さめ。スーパーでよく見かける中国産にんにくは価格が手頃で、品種は明記されていませんが「壱州早生」や「上海早生」などがあります。

プチにんにく

プチにんにく

「一片種にんにく」ともいい、直径3cmほどの小さな1粒にんにく。りん片が分かれておらず、皮の中には玉ねぎのような丸い粒が1つだけ入っています。使い切りサイズなので扱いやすく、においは比較的少なめ。出回っているもののほとんどは中国産ですが、国内でも栽培されています。

にんにくの芽

にんにくの芽

「茎にんにく」ともいい、にんにくの茎を若採りしたもの。においはソフトで歯ごたえがよく、炒め物や煮物などおもに中華調理に使われます。出回っているものの多くは中国産ですが、わずかに国内産も出回っています。冬から春にかけてが旬です。

葉にんにく

葉にんにく

にんにくの若い葉で、上部が緑色、下部が白くて短い長ねぎのような形をしています。においは少なめで、ニラのように炒め物や鍋物などいろいろな料理に使えます。現在はおもに沖縄県や千葉県、高知県などで栽培が行われていて、11〜3月頃に多く出回ります。

黒にんにく

黒にんにく

白いにんにくを一定期間発酵・熟成させることで、中のりん片が黒くなったにんにく。においは少なめで、糖度が高くて甘酸っぱいので「フルーティーにんにく」とも呼ばれます。しっとりとやわらかい食感で、普通のにんにくよりも抗酸化作用が高いといわれます。

ジャンボにんにく

ジャンボにんにく

「エレファントガーリック」ともいい、一般的なにんにくの5〜10倍ほどになる大きなにんにくです。ただし野菜の分類としてはにんにくではなく、リーキ(西洋ねぎ)の仲間になります。においが少ないのが特徴で「無臭にんにく」とも呼ばれ、ニンニク同様にふっくらとした鱗片が数個あり、普通のにんにくのように料理の香り付けに利用することが可能です。また、焼いたり蒸したり揚げたりすることでホクホクとした食感も楽しめます。収穫直後の「生ジャンボにんにく」は水分が多くて日持ちしませんが、乾燥させてから出荷されるものは保存性が高めです。

各地の年間収穫量 にんにく

円グラフと下表の割合(%)が違うときは?

上の円グラフの割合(%)と下の表の割合(%)の数値が違うことがありますが、その場合は下表のほうが正しい数値です。

下の表は出典である農林水産省のデータに記されている「全国の合計値」から割合を計算したものです。

上の円グラフも農林水産省のデータですが、こちらは全国ではなく主要生産地のみのデータなので、値が公表されていない都道府県は含まれていません。

出典:農林水産省統計

2015年のにんにくの収穫量のうち最も多いのは青森県で、約1万3,800トンの収穫量があります。2位は約649トンの収穫量がある香川県、3位は約561トンの収穫量がある北海道です。

栽培面積・収穫量の推移

出典:農林水産省統計

2015年のにんにくの栽培面積は約2,330ヘクタール。収穫量は約2万500トンで、出荷量は約1万4,300トンです。

ニンニクの輸入先と輸入量

出典:財務省統計

ニンニクは7か国から輸入されています。輸入先トップは中国で輸入量は約1万8,429トン、ニンニク輸入量のほとんどを占めています。2位はアメリカの約197トンで割合はそれほど多くありません。3位はスペインの約179トン。4位は約60トンのアルゼンチンと続きます。

年別輸出入量

出典:財務省統計

ニンニクは海外から輸入されています。2014年の輸入量は約1万8,868トンで輸入額は約32億6,088万円です。輸入量は前年と比べると342トン(約2%)増加しています。

主要生産国(上位5か国)

出典:FAOSTAT(2013年)

ニンニク生産の上位5か国は、中国、インド、韓国、エジプト、ロシアです。1位の中国の生産量は年間約1,916万8,800トンで全体の約79%を占めています。2位のインドは年間約125万9,000トンで全体の約5%、3位の韓国は年間約41万2,250トンで全体の約2%です。

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