ホワイトアスパラガス アスパラガス

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基礎データ DATA

  • 軟白栽培した白いアスパラガス

ホワイトアスパラガスの特徴

ホワイトアスパラガス

「ホワイトアスパラガス」はその名の通り、全体が白いアスパラガスのことです。緑色のアスパラガスとは別種のように見えますが、じつは栽培法が違うだけで基本的には同じもの。

一般的なグリーンアスパラガスは、日の当たる場所で栽培しますが、ホワイトアスパラガスは、日光を遮断する「軟白栽培」で育てられています。遮光シートや土盛りなどで光を遮るため、葉緑素ができずに白いまま成長するのです。

ホワイトアスパラガスはグリーンアスパラガスと比べるとやや太く、皮はかため。三角形のはかまや穂は目立たず、穂先は丸みを帯びています。味わいは、かすかにほろ苦さがあり、特有の甘味を凝縮したような風味。春から初夏が収穫期で、この季節限定の旬の味です。

日本におけるアスパラガス栽培は、もともとはホワイトアスパラガスが主流でした。1920年代に北海道でホワイトアスパラガスの栽培が本格化し、缶詰としての需要が拡大。ところが1970年代頃からグリーンアスパラガスの人気が高まり、反対にホワイトアスパラガスの生産量は減少していったのです。そんなホワイトアスパラガスですが、近年、食味のよさから再び注目されるようになっています。

ホワイトアスパラガスの選び方(見分け方)

きれいな白色で茎がずんぐりと太めのものが良品です。張りとツヤがあり、みずみずしいものを選びましょう。根元の切り口が乾燥していたり、変色が見られるものは避けたほうが無難です。

ホワイトアスパラガスの保存方法

新聞紙で包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。切り口に湿らせたキッチンペーパーをあてておくと乾燥をより防げます。日持ちはしないので、購入したらなるべく早く消費します。

ホワイトアスパラガスの食べ方

ホワイトアスパラガスは皮がかためなので、ピーラーで皮をむいて調理します。また根元部分も1~2cmほど切り落としましょう。ゆでてマヨネーズやバターソースなどをかけてシンプルに食べるほか、サラダやパスタ、グラタンなどに使っても美味です。

ゆでるときは、根元部分を先に熱湯に入れ、しばらくしてから穂先まで入れます。ゆで時間は太さや好みにもよりますが、5分ほどが目安。お湯にレモン汁または酢を少量入れると、きれいな色にゆで上がります。

また、ピーラーでむいた皮を一緒に入れてゆでると、皮からうまみ成分が出て風味がアップします。さらに、このゆで汁にもうまみがあるので、捨てずにスープなどに再利用するとよいでしょう。

ホワイトアスパラガスの旬(出回り時期)

ホワイトアスパラガスが多く出荷されるのは春から初夏にかけてです。

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