プンタレッラ チコリー チコリ アンディーブ 菊苦菜
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基礎データ DATA
- キク科キクニガナ属のイタリア野菜
プンタレッラの特徴
「プンタレッラ」は、イタリア野菜の1つで「チコリー」の仲間になります。チコリーの中でも、苦味のある「カタローニャ」という野菜の一種で、イタリアではおもにローマを中心に食べられている食材です。
葉は濃い緑色で軸が白く、20~30cmほどの細長い葉には細かい切れ込みがあり、一見すると水菜のようにも見えます。しかし株をよく見ると、内側にアスパラガスほどの太さの花茎が何本も伸びていて、この形から別名「アスパラガスチコリー」とも呼ばれます。
食用とするのは、ふっくらとした花茎の部分。茎の内側は空洞になっていて、特有のほろ苦さとシャキシャキとした歯ごたえが特徴です。細く裂いたものを水にさらしてサラダに利用するのが一般的ですが、さっとゆでたり、炒めたりしても食べられます。
旬の時期は冬から春にかけて。日本ではまだ馴染みの薄い野菜ですが、宮城県などで栽培が進んでいます。
プンタレッラの選び方(見分け方)
株がしっかりとしていて、葉が先端までみずみずしく、花茎がふっくらとしてつややかなものが良品です。葉先がしおれていたり、変色が見られるものは避けたほうがよいでしょう。
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プンタレッラの保存方法
プンタレッラを保存するときは、乾燥しないように新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておくとよいでしょう。鮮度のよいうちになるべく早く食べ切ります。
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プンタレッラの食べ方
プンタレッラは基本的に、ふっくらとした花茎の部分を食べます。株の内側に花茎が何本も伸びているので、それらを取り分けましょう。一般的な食べ方としては、花茎を細く裂いてサラダにするというもの。中が空洞になっているので手で裂いたり、包丁で千切りにしてもOKです。
サラダにする場合、裂いたものを1時間ほど水にさらしておくと、アクが抜けて苦味が少し和らぎます。サラダはアンチョビドレッシングや生ハムなどと合わせるのが定番です。
また、さっとゆでたり炒めたりしてもおいしく、ゆでるとアスパラガスに似た食感も感じられます。パスタやスープなどの具材にしたり、肉料理の付け合わせにしてもよいでしょう。
外側の葉はやや苦味がありますが、やわらかければ炒めたりして食べることができます。
プンタレッラの旬(出回り時期)
プンタレッラの収穫期は11月下旬頃から3月頃です。