葉にんにく にんにく ニンニク 大蒜
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基礎データ DATA
- にんにくの若い葉
葉にんにくの特徴
「葉にんにく」とは、にんにくの若い葉を食用にした野菜です。やや幅広の緑色の葉が細長く伸びていて、根元の部分は白色。長さは30~45cmくらいで、ニラと長ねぎを合わせたような姿をしています。
食感はやわらかく、やや甘味あって、にんにくの風味もほんのりと感じます。ニラと同じように扱うことができ、炒め物や鍋物、煮物などに最適です。
葉にんにくの旬は11月から3月頃。おもに温暖な地域で作られていて、沖縄県や千葉県、高知県などが主産地です。葉にんにくは一般的な球にんにくの品種からでも収穫できますが、専用品種を用いることで効率よく収量を増やせます。
葉にんにくの選び方(見分け方)
葉先までピンとしていてみずみずしく張りがあり、色が鮮やかなものを選びましょう。
切り口が乾いていたり、傷があるもの、黄色みがかったものは避けたほうが無難です。また、あまり大きいものは葉がかたくなっていることがあります。
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葉にんにくの保存方法
葉にんにくはやわらかくて傷みやすいので、キッチンペーパーなどで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存。その際、なるべく立てておくようにします。日持ちはしないので2~3日を目安に使い切りましょう。
冷凍保存する場合は、よく洗ってから水気を切り、4~5cmくらいにカットしてからラップで包み、保存用袋に入れて冷凍庫へ。2~3週間くらいで消費します。
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葉にんにくの食べ方
葉にんにくは炒め物をはじめ、煮物や鍋物など、ニラのような感じで扱えます。ラーメンの具材に使用してもよいでしょう。
産地の1つである高知県では、葉にんにくをすり鉢ですってペースト状にしたものに、白みそや砂糖、酢などで味付けした「ぬた(たれ)」が伝統の調味料として知られています。ぬたはブリの刺身やコンニャク、厚揚げなどにかけて味わいます。
葉にんにくの旬(出回り時期)
葉にんにくの収穫期は11月から3月頃です。