茶豆 枝豆 えだまめ エダマメ
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基礎データ DATA
- おもに東北地方で生産される枝豆
茶豆の特徴
「茶豆」は枝豆の一種で、おもに山形県や宮城県など東北地方で生産されています。外見は普通の枝豆と大差ありませんが、豆の薄皮が少し茶色みががっていたり、さやのうぶ毛が茶色っぽいのが特徴。また甘味と香りが強くて風味がよいことから人気が高い食材です。
種類としては山形県鶴岡市の特産「だだちゃ豆」のほか、新潟県の「黒埼茶豆(くろさき茶豆)」や、宮城県の「気仙沼茶豆」などいろいろな茶豆が栽培されています。
出回り時期は夏から秋。ちなみに一般的な枝豆は1サヤに3粒入っていることが多いですが、茶豆は基本的に2粒が多いようです。
茶豆の選び方(見分け方)
さやがほどよくふくらみ、全体にうぶ毛がしっかりついていて、緑色の濃いものがよいでしょう。枝付きの場合は枝が枯れておらず、さやがたくさんついているものがおすすめです。
なお茶豆は名前に「茶」とつきますが、さやの色は普通の枝豆と変わらないことも多いので、さやが茶色くなくても気にすることはありません。
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茶豆の保存方法
枝豆は鮮度が大切なので、購入したらその日のうちに食べましょう。生のまま置いておくと味が落ちてしまうため、量が多くて食べきれない場合は、加熱調理してから冷蔵または冷凍することをおすすめします。
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茶豆の食べ方
枝豆は数分ほどゆでて食べるのが定番ですが、蒸し焼きにしても美味です。事前にさや同士をこすりあわせて水洗いし、うぶ毛を落としておきましょう。
蒸し焼きにする場合、水洗いした水分が残っている状態で塩を軽くまぶし、フライパンに入れ、ふたをして加熱します。弱火で6~8分ほど待ち、水分がなくなってきたらできあがりです。
調理の手間を省きたいなら電子レンジを使ってもかまいません。電子レンジの場合もさやに水分が残っている状態でラップをふんわりとかけ、3~5分ほど様子を見ながら加熱しましょう。
だだちゃ豆
だだちゃ豆は山形県鶴岡市の特産として有名ですが、品種名ではありません。鶴岡地域で古くから栽培されている在来種を総称したものをだだちゃ豆といい、実際は「早生甘露」「早生白山」などいくつかの品種があります。
黒埼茶豆
黒埼茶豆(くろさきちゃまめ)は新潟県の黒埼地区周辺で栽培された茶豆を総称したもので、「ぴかり茶豆」や「越乃茶太郎」などいろいろな品種があります。ちなみに黒埼茶豆の名前は地名からきていて、表記としては黒崎ではなく「黒埼」になります。
茶豆の旬(出回り時期)
茶豆が多く出荷される時期は8月から9月上旬頃です。