金糸うり かぼちゃ カボチャ 南瓜
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基礎データ DATA
- 生い立ち:中国から導入
金糸うりの特徴
「金糸うり」はペポかぼちゃの仲間で、皮が黄色くて長さ20cmほどの楕円形をしています。ゆでると果肉が糸状にほぐれることから、「そうめんかぼちゃ」や「糸かぼちゃ」などとも呼ばれます。
ほぐした糸状の果肉はシャキシャキとした食感で、ほんのりと甘味がありあっさりとした味わい。クセがないので素麺や春雨のような感覚で食べることができます。
もともと中国にあった品種を明治時代に導入したのが始まりといわれ、テレビやウェブサイトなどで紹介されたこともあり、注目度が高まっています。
金糸うりの選び方(見分け方)
形がふっくらとしていて、なるべくきれいな楕円形のものがおすすめです。また果皮が黄色く色づいていて、傷や凹凸が少ないものがよいでしょう。皮の色は、薄いものよりも濃い黄色のもののほうが熟しています。
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金糸うりの保存方法
丸ごとのものは新聞紙で包むなどして、風通しのよい冷暗所で保存します。金糸うりは日持ちがよいので、環境や状態によっては1か月くらい持ちます。
ただ、出荷時期が夏場になることが多いので、涼しい場所で保存できない場合は、早めに使い切るようにしましょう。カットしたものは種とワタを取ってラップに包んで冷蔵保存します。
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金糸うりの食べ方
両端を切り落とし、幅3~4cmくらいの輪切りにして中心部の種とワタを取り除きます。するとドーナッツ状になるので、それを大きめの鍋に入れて水の状態からゆでていきます(ドーナッツ状になったものをさらに半分にカットしてゆでてもかまいません)。なお、皮はかたいので、カットする際は気をつけてください。
15分ほどしたら、さい箸を果肉部分に入れてみて、細い糸のようにほぐれてきたらOKです。水に浸けて冷やし、果肉を全部ほぐしていきます。ゆですぎるとシャキシャキ感が失われるので要注意です。
ほぐした果肉は水気を切り、そのまま素麺のように食べたり、酢醤油やドレッシング、マヨネーズをかけるなどして食べましょう。金糸うりは7月~8月頃の暑い時期が旬なので、よく冷やして食べると食欲がないときでもさっぱりと食べられます。
また、炒めたりきゅうりなどと一緒に和えたり、春雨の代わりに中華風に利用したり、パスタの代わりに活用してもOK。いろいろな食べ方が楽しめます。
金糸うりの旬(出回り時期)
金糸うりが多く出回るのは7月~9月頃です。