わさび菜 からし菜 カラシナ 芥子菜
種類/品種/ブランドなどの詳細ページ
基礎データ DATA
- 生い立ち:在来からし菜を選抜して育成
わさび菜の特徴
「わさび菜」は、九州で栽培されてきた在来種の「からし菜」を選抜して育成したものです。葉のフチにギザギザとした細かい切れ込みがあり、明るいグリーンの葉はやわらかくて、表面がちりめんのように縮れているのが特徴。
食感はシャキシャキと歯ざわりがよく、わさびに似たさわやかな辛味があります。生のままサラダやサンドイッチに使うほか、ゆでてお浸しにしたり、軽く炒めたりお鍋に入れたりと調理方法はさまざまです。
わさび菜は周年出荷されますが、生産量が増えるのは秋から初春にかけて。滋賀県草津市では「愛彩菜」と名付けて出荷しています。
ちなみに、よく似た名前の野菜に「葉わさび」がありますが、こちらは「わさび」の葉のことです。丸みのある形をしていて、同じアブラナ科ですが別種になります。
わさび菜の選び方(見分け方)
葉の色が明るい緑色で、葉先までみずみずしさを感じるものを選びましょう。パサパサしていたり、切り口が乾いて変色しているものは収穫から時間が経っているので避けます。また、極端に大きいものは葉がかたくなっていることがあります。
からし菜 カラシナ 芥子菜のページに戻る
わさび菜の保存方法
乾燥防止のために新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。日持ちはしないのでなるべく早く使いきります。
からし菜 カラシナ 芥子菜のページに戻る
わさび菜の食べ方
わさび菜はサラダに入れたりサンドイッチに挟むなど、生で食べるのが一般的です。見た目がきれいなので肉料理などの付け合わせにも最適。なお、軸(葉柄)の部分はかためなので、生で使う場合は葉をちぎって使うとよいでしょう。
もちろん加熱調理にも使え、ゆでてお浸しにしたり、炒め物や鍋物、天ぷらなどにすると辛味がマイルドになります。生食で使わなかった軸の部分は加熱調理に使いましょう。
わさび菜の旬(出回り時期)
わさび菜が多く出荷されるのは9月から3月頃です。