バターナッツ かぼちゃ カボチャ 南瓜
種類/品種/ブランドなどの詳細ページ
基礎データ DATA
- 生い立ち:アメリカで育成
バターナッツの特徴
「バターナッツ」は、ひょうたん形をした縦長のかぼちゃです。長さは20~30cm程度、重さは800~900gくらいで、皮はベージュ~黄褐色。表面がツルツルとしていて、果肉は濃いオレンジ色です。半分にカットすると、種とワタは下半分のふくらんだ部分にのみ入っていて、上半分は果肉が詰まっています。
肉質はねっとりとした粘質で、甘味があって濃厚な味わい。繊維が少なくて水分が多く、加熱するととろりとした口当たりになるので、特にスープにすると美味です。
欧米でも食べられている品種で、英語では「butternut squash(バターナッツ・スカッシュ/バターナッツ・スクワッシュ)」と呼ばれています。
バターナッツの選び方(見分け方)
果皮の色は白っぽいものよりも濃い黄褐色のものがおすすめです。バターナッツは熟してから収穫したほうが甘味があるので、なるべく果皮の色が濃くて緑色の線が少ないものを選ぶとよいでしょう。未熟なものは果皮の色が薄かったり、上部に緑色のスジが濃く出ていることがあります。
また普通のかぼちゃと同様に、ヘタがコルクのように乾燥してかたく、持ったときに重みがあるものが良品です。
かぼちゃ カボチャ 南瓜のページに戻る
バターナッツの保存方法
丸ごとの状態なら常温保存で大丈夫です。直射日光を避け、風通しのよい場所に置いておきます。環境や状態によっては数週間は持ちますが、熟成したものはあまり日持ちしません。また長く保存すると果肉がやわらかくなってしまうので、炒め物などに使う場合は早めに使用したほうがよいでしょう。
カットしたものはラップでしっかりと包んで冷蔵庫へ入れ、早めに使い切るようにします。
かぼちゃ カボチャ 南瓜のページに戻る
バターナッツの食べ方
バターナッツのポピュラーな調理法は、かぼちゃのポタージュスープです。一般的な西洋かぼちゃのようなホクホク感はないので、煮物には向きません。
また、バターナッツは生のままサラダに使ったり、炒め物やオーブン焼き、グラタンなどにも利用できます。サラダにする場合は、皮をむいて薄くスライスすると、カリッとした歯ごたえとやさしい甘味が感じられます。
皮は薄いので、ピーラーでむくことができます。
バターナッツの旬(出回り時期)
バターナッツが多く出荷されるのは8月から10月頃です。