小かぶ かぶ カブ 蕪
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基礎データ DATA
- 直径5~8cmほどで収穫される小さめのかぶ
小かぶの特徴
「小かぶ」は直径5~8cmほどで収穫される小さなかぶのことです。基本的に皮が白く、やや扁平な丸い形をしていて、かぶの中でもっとも流通量が多い種類になります。
小かぶの代表的な品種が「金町小かぶ」です。東京都葛飾区の金町周辺で古くから栽培されていた固定種で、白い皮は光沢があり肉質がやわらかくきめ細かいのが特徴。現在はこの金町小かぶの系統を受け継ぐ品種が主流となっています。
「みやま小かぶ」は金町小かぶを自然交雑し、質のよいものを選抜して作られた固定種です。緻密な果肉は甘味があってソフトな食感。小かぶとしてだけではなく、中かぶくらいの大きさまで育てることも可能です。
ほかにも成長の早い「たかね」や、病気になりにくい「CRもちばな」など多くの交配種があります。最近では上部が紫色の「あやめ雪」もよく見かけるようになりました。あやめ雪については「あやめ雪」のページにまとめています。
小かぶの選び方(見分け方)
形が丸く整っていて、皮にツヤがあり傷がないものがおすすめです。ひび割れがあるものや、ひげ根が多いものは避けたほうがよいでしょう。また、葉が鮮やかな緑色で、しおれたり黄色く変色していないかも要チェックです。
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小かぶの保存方法
購入したら早めにかぶと葉を切り分けておき、根の部分はラップや新聞紙などで包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。
葉は日持ちしないので早めに使い切りましょう。すぐに使わない場合は、さっとゆでて冷凍しておくと、味噌汁や煮物などに活用できます。
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小かぶの食べ方
小かぶはサラダや漬け物、煮物など、さまざまな使い方ができます。甘味が増す冬の時期は煮物やポトフなど、春に収穫される小かぶはやわからいので、サラダや漬け物、ピクルスなどがおすすめです。栄養価の高い葉は、小さく刻んで味噌汁やサラダに入れると彩りがよくなります。
小かぶの旬(出回り時期)
小かぶは1年中流通していますが、収穫量が多いのは4月から5月頃と、10月から12月頃です。