こどもピーマン ピーマン パプリカ
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基礎データ DATA
- 生い立ち:2010年(平成22年)にタキイ種苗が発表
こどもピーマンの特徴
ピーマンは子どもが苦手な野菜として挙げられるものの1つですが、「こどもピーマン」は苦味や青臭さが少なく、ほんのり甘味があって子どもでも食べやすいのが特徴です。正式には「ピー太郎」という品種名で、タキイ種苗が育成して2010年(平成22年)に発表しました。
長さ10cmほどの細長い形をしていて、サイズは40g程度と小ぶり。色は光沢のあるグリーンで、凹凸のないつるんとした長円錐形をしています。小さい割に肉厚で、水分が多くみずみずしい食感です。
もともとは、「ハラペーニョ(ハラペノ)」というメキシコの激辛品種を育成していたところ、偶然、辛味のない個体が見つかり、そこからこどもピーマンが誕生したとのこと。そのため、こどもピーマンの外観はハラペーニョに似ていますが、辛味はまったくありません。
なお、こどもピーマンは成熟直前になると表皮に白いヒビが少し入るのが特徴です。それが甘味が増したという合図になり、その頃が収穫適期とされます。
こどもピーマンの選び方(見分け方)
色鮮やかで皮にツヤがあり、張りと弾力を感じるものが良品です。こどもピーマンは糖度が増すと、表面にヒビのような小さな白い線が見られるので、この点もチェックしましょう。
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こどもピーマンの保存方法
表面に水滴がついていないかを確認し、キッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。こどもピーマンは日持ちはよいほうですが、5日くらいで使うようにしましょう。
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こどもピーマンの食べ方
こどもピーマンは炒め物や揚げ物、煮物はもちろん、生のままサラダにしてもおいしく食べられます。苦味に敏感な子供に食べさせる場合は、肉詰めや天ぷらなどにすると、甘味が感じられて食べやすくなります。
こどもピーマンの旬(出回り時期)
こどもピーマンが多く出回るのは初夏から秋にかけてです。