加賀太 きゅうり キュウリ 胡瓜

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基礎データ DATA

  • 生い立ち:石川県で誕生

加賀太の特徴

加賀太きゅうり

「加賀太(かがふと)きゅうり」は石川県の伝統野菜のひとつで、加賀野菜にも認定されています。直径が6~10cmほどと、普通のきゅうりに比べて太いのが特徴です。長さは20~25cm程度で、重さは350~700g程度。大きいものは一般的なきゅうりの数本分にもなり、一見するとウリのようにも見えます。皮は緑~濃緑色で、トゲ(いぼ)はほとんどありません。

きゅうりの中では異色な存在で、食べ方も少し変わっています。皮がかためなので皮をむき、タネを取り除いてから調理するのが基本。果肉は厚くてやわらかく特有の風味があります。生食もできますが、加熱調理に適していて煮物や炒め物などで食べるのが定番です。

加賀太きゅうりの発祥は金沢市の久安地区。短太系きゅうりと、金沢市周辺で栽培されていた「金沢節成きゅうり」の自然交配により誕生したといわれます。固定種である加賀太きゅうりはサイズが不ぞろいになりがちですが、産地では共同圃場で採種するなど、質のよい加賀太を守るための努力がなされているそうです。

加賀太の選び方(見分け方)

皮の色がきれいな緑色でみずみずしく、ずっしりと重みを感じるものがよいでしょう。皮に傷やへこみ、変色部分などがないかも確かめます。

加賀太の保存方法

新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存。加賀太は日持ちがよいほうですが、なるべく1週間以内に使い切るようにしましょう。低温に弱いので冷やし過ぎに注意してください。

加賀太の食べ方

加賀太きゅうり

加賀太きゅうりは皮をむき、縦半分に切ってタネの部分を取り除いてから調理するのが一般的です。酢の物やサラダなど生食でもおいしいですが、煮物や蒸し物、炒め物などの加熱調理に適します。生食の場合、薄くスライスしてから軽く塩もみするとよいでしょう。

ポピュラーな食べ方は、和風だしで煮てあんかけで食べるという方法です。また、エビと一緒に炒めたり、ベーコン巻や肉詰め、味噌炒めなどにしても美味。

加賀太の旬(出回り時期)

加賀太きゅうりは4月から11月頃に出荷されます。

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