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基礎データ DATA

  • 生い立ち:「キタムラサキ」の開放受粉より選抜・育成
  • 肉質:やや粘質
  • 煮くずれ:少
  • 花の色:白

ノーザンルビーの特徴

ノーザンルビー ノーザンルビー

ノーザンルビーは皮が赤紫色で、果肉がピンク色のじゃがいもです。旧農林北海道農業試験場で育成され、2006年(平成18年)に命名登録。2009年(平成21年)に品種登録されました。「キタムラサキ」の開放受粉によって結実した種子を播き、その中から優れたものを選抜、育成した品種です。

親であるキタムラサキは果肉が青っぽい紫色ですが、ノーザンルビーは名前の通りルビーのようなピンク色をしています。アントシアニン色素を含み、形は「メークイン」に似た長楕円形。目が浅くて皮はなめらかです。その外観はさつまいものようにも見えます。

肉質はやや粘質で、加熱しても煮崩れしにくく、色が抜けにくいのが特徴。煮物のほか、サラダやフライドポテトなど、色を活かした調理にもおすすめです。主産地は北海道で、カラフルポテトとしてお菓子にも利用されています。

ノーザンルビーの選び方(見分け方)

ノーザンルビー

果皮の赤紫色が鮮やかで、皮が薄く肌がなめらかなものがよいでしょう。見た目がふっくらとしていて、適度な重みを感じるかもチェックします。また、芽が出ていないか、皮にシワが寄っていないかも確認しましょう。

ノーザンルビーの保存方法

新聞紙や紙袋で包んで、風通しがよい涼しい場所で保管します。湿度や気温が高い時期は、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておくとよいでしょう。

ノーザンルビーの食べ方

ノーザンルビーはピンク色を活かして、ポテトフライやチップス、サラダやマッシュポテトなどに使われることが多いです。一般的なじゃがいもや紫じゃがいもと一緒に使うと、よりカラフルになります。またポタージュスープや冷たいビシソワーズにすると淡い桃色に仕上がり、こちらも見た目で楽しめるでしょう。

ノーザンルビーはやや粘質で煮崩れが少ないので、煮物にも向いています。

「シャドークイーン」と「インカレッド」

シャドークイーン

「シャドークイーン」という品種もキタムラサキの開放受粉から選抜したじゃがいもです。シャドークイーンは皮も果肉も紫色で、キタムラサキよりも果肉の色が濃いのが特徴。煮崩れは中程度で、細くカットして揚げると濃い紫色のフライドポテトになります。

また果肉が赤いじゃがいもは、ほかに「インカレッド」があります。ただ、こちらの親は「KW85093-33」×「島系284号」なので、ノーザンルビーとは系統が異なります。とはいえインカレッドもきれいなピンク色をしていて、皮がなめらか。煮崩れしにくく、ポテトフライにも利用でき、調理しやすいじゃがいもです。

ノーザンルビーの旬(出回り時期)

ノーザンルビーの収穫量が多い時期は6月から7月頃です。

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ノーザンルビー

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