黄にら ニラ にら 韮

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基礎データ DATA

  • にらを軟白栽培したもの

黄にらの特徴

黄にら

「黄にら」は別名「にらもやし」ともいい、普通の青にらを軟白栽培したものです。新芽に黒いビニールなどをかぶせて日光を遮ることにより、淡い黄色のにらが育ちます。

黄にらは青にらに比べてやわらかいのが特徴。ほんのり甘みがあり、香りも上品で全体的にソフトな味わいです。それでいてにら本来のシャキシャキとした食感は健在なので、普通の青にらと同様にさまざまな料理に使えます。

主産地である岡山県では明治時代から栽培が行われてきました。黄にらは収穫までの期間が長く、栽培には手間がかかります。そのため周年出回っていますが生産量は少なく、価格も青にらに比べてやや高めです。

黄にらの選び方(見分け方)

黄にら

全体がピンとしていて張りがあり、切り口がきれいでみずみずしさを感じるものを選びましょう。傷や変色があるもの、また折れたりしなびたりしているものは避けます。

黄にらの保存方法

黄にらは乾燥や過湿に弱いので、新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てた状態で保存するとよいでしょう。日持ちはしないので2~3日以内に使い切るようにします。葉が折れるとそこから傷むので注意してください。

使い切れない場合は冷凍保存も可能です。さっと水洗いしてしっかりと水気をふき取り、適度な長さに切り分けてラップで包んでから保存袋に入れます。調理の際は袋から出すだけですぐに使えます。

黄にらの食べ方

黄にら

黄にらは、中華料理の炒め物や春巻などに使われることが多い食材です。また、青にらと同様に卵とじやスープなどいろいろな料理に活用でき、パスタの具にも利用できます。火の通りが早いので、手早く調理して食感を残すのがコツです。

主産地の岡山県の郷土料理「ばら寿司」には、錦糸卵の代わりに黄にらを用いた「黄にらばら寿し」というものもあります。

黄にらの旬(出回り時期)

黄にらは周年収穫されていますが、特においしい時期は冬です。

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黄にら

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