にら 黄にら
登録日:2024年3月31日
黄にら
葉が黄色の「黄にら」を購入しました。外見はにらっぽくありませんが、栽培方法が異なるだけで普通の緑色のにらと同じものです。一般的な葉にらは日光を浴びて光合成をするので緑色になりますが、黄にらは日光を遮断するいわゆる軟白栽培で育てられます。そのため淡い黄色~クリーム色のまま成長するというわけです。
黄にらは普通の葉にらに比べて葉がやわらかく、それでいて香りは強くてシャキシャキとした食感が特徴。しかも、葉にらには含まれない「アホエン」という成分が含まれているのもポイントとなっています。名前とは裏腹にアホエンには記憶力を高める効果が期待できるのだそうです。
黄にらの主産地は、明治時代から栽培が行われているという岡山県で、シェアは7割を占めます。今回購入したものも岡山県産なのかと思いきや、産地を確認するのをうっかり忘れてしまい、どこ産なのかは不明です……。
さて、この黄にらは長さが25cmくらいで、葉先が明るい黄色をしていて根元は淡いベージュ色。やさしい色合いなので風味が弱く思えますが、パックから取り出すとにらの香りがブワンと広がります。
食べ方は浸しや炒め物、みそ汁、雑炊、ニラ玉などいろいろありますが、今回は豚肉と一緒に炒めてみました。葉はソフトなのに確かにシャキッとした歯ごたえで、香りはしっかりとにら。おいしくてごはんが進みます。なお、加熱し過ぎるとふにゃっとなってしまうので、サッと火を通すくらいがよいと思います。
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