じゃがいも ひかる

登録日:2024年4月7日

ひかる

ひかる

これは「ひかる」という名前のじゃがいもです。売り場でチラっと視界に入ったときは、たまに見かけるカタカナの「ピルカ」かと思ったのですが、よくよく見るとひらがなのひかると書いてありました。初めて見た品種だったので早速購入してみることに。

ひかる

調べてみたところ、ひかるはホクレン農業協同組合連合会が育成した品種で、品種登録がなされたのは2007年(平成19年)。「島系537号×A10097-6」とイギリスから導入した「Maris Bard」を交配して選抜育成したそうです。

ひかる

いもの形は扁球形で、皮の色は黄褐色。目が浅くて表面はなめらかで、肉色は淡黄色となっています。またサイズが大きくて収量が多く、ジャガイモシストセンチュウという害虫にも強いという特性もあるそうです。

ひかる

肉質はやや粉質で、もともとポテトサラダ用として開発さたとのこと。ポテトサラダ向きの品種としては「男爵」や「サヤカ」「トヨシロ」などいろいろありますが、ひかるは調理後の黒変が少なく、官能評価も高かったということです。ちなみに煮くずれの関しての度合いは中程度となっています。

ひかる

さて今回購入したひかるは、重さが100g弱から180g超で、形も丸っこいものや楕円形のものが混ざっていました。果肉は思ったよりも黄色く、特徴通り目は浅くて果皮がむきやすいです。さっそくポテトサラダにしてみたら、これまた思った以上のおいしさ。加熱しただけの状態でも甘味があり、ホクホクとねっとりが半々といった感じで口当たりもよく、とにかく美味でした。この甘さは長期間じっくりと寝かせていたからかもしれませんね。

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