じゃがいも 今金男しゃく

登録日:2019年12月7日

今金男しゃく

今金男しゃく

ここ最近ポテトチップスなどで少し話題になっている「今金男しゃく(いまかねだんしゃく)」。北海道瀬棚郡の今金町で作られている男爵いもなのですが、何やら生産地である北海道では入手しづらくなっているそうなのです。

今金男しゃく

そもそも男爵薯は全国各地で栽培されているポピュラーな品種。今金町で作られている男爵はでんぷん量が多くて甘味があり、ホクホク感も強いのが特徴で、それを湖池屋がポテトチップスにしたところ評判となり、知名度がグッと上がりました。

今金町は昼夜の温度差がある丘陵地で、おいしいじゃがいもが育つ環境にあります。収穫した多くは関東向けに出荷されますが、栽培面積が限られているため、生産量を増やすことはできません。このような理由で北海道ではほとんど出回らないというわけです。

今金男しゃく

じゃがいもには男爵以外にもいろいろな品種がありますが、今金町では何十年も男爵薯だけを一筋に作り続けているとのこと。そのこだわりは今年9月に「地理的表示保護制度(GI制度)」の対象となったことでも評価されていて、ますますブランド価値が高まりそうな雰囲気です。

今金男しゃく

さて、この今金男しゃくは、粉ふきいも、じゃがバター、ポテトフライの3通りで味わいました。どの食べ方も期待通りのホクホク食感で舌触りがよく、甘味もしっかり感じます。素材の味がよいので、味付けはシンプルに少しの塩やバターで十分美味。ポテトチップスは予約販売&完売だったので味わっていませんが、いつか機会があれば食べてみたいです。

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