キャベツ ふゆみつキャベツ

登録日:2019年11月30日

ふゆみつキャベツ

ふゆみつキャベツ

これは岩手県産の「ふゆみつ」というキャベツです。品種名が明記されたキャベツは珍しいので購入してみました。調べてみるとマスダ交配の品種で、甲高豊円球形をしていて、冬場に糖度が高くなるのが特徴だそうです。冬に甘くなるからふゆみつという名前になったのでしょう。たぶん……。

ふゆみつは基本的に12月から2月が収穫期。厳しい寒さを耐えることで甘味が強くなるのですが、2月中旬を過ぎると逆に蓄えた糖分を消費してしまい、甘味が減少してしまうそうです。

ふゆみつキャベツ

このふゆみつは特性通り、少し高さがありふっくらとした形をしていました。外葉がめくられた状態で売られていましたが、重さは約1.3kgもありずっしりと重みを感じます。また、カットすると芯は短めで、葉がぎっしりと詰まっていました。

生のまま食べてみると、パリッとした食感で苦味などはまったく感じず、ほどよく水分も含まれていて、ほんのり甘味もあります。千切りにしてサラダにするとシャキシャキと歯切れがよく、蒸したり、お好み焼きに使ってもおいしかったです。今回は11月中旬のものだったので、次は真冬の甘さも味わってみたいところです。

過去のブログを見る