キャベツ 金系201号
登録日:2025年4月6日
金系201号
春キャベツがおいしい季節ですね。春キャベツは冬玉とは違い、葉の巻きがふんわりと緩く、やわらかくて甘味があるのが特徴です。店頭で品種名が書かれていることはほぼありませんが、今回「金系201号」と明記された春キャベツを入手することができました。
金系201号はサカタのタネが1965年(昭和40年)に発表した古い品種で、今年で60周年になるとのこと。食味はもちろん、生育のよさや栽培期間の短かさ、土壌への適応性といったことなどが、長年に渡って支持され続けている理由のようです。
収穫時期は3月中旬から4月中旬頃で、収穫サイズの目安は1.5kgくらい。今回入手したのは神奈川県の三浦半島で作られた2玉で、外葉をむいた重さが1個が約820g、もう1玉は約1.2kgでした。三浦半島といえばマグロや三浦大根が有名ですが、キャベツの産地でもあります。
葉はみずみずしくて張りがあり、丸いフォルムときれいな黄緑色はこれぞ春キャベツといった感じです。さっそく千切りサラダや、あえ物、パスタなどいろいろな食べ方で味わってみました。
サラダはやわらかなシャキシャキ感で、鮮度のよさと甘味を感じます。また和え物は水で濡らして1~2分ほど電子レンジで加熱して味付けするだけ。しんなりしているのに軽い歯ごたえもあってとても美味です。そしてパスタはにんにくと唐辛子を入れてペペロンチーノに。お手軽パスタですが、春キャベツがしっかり主役になっていてコスパのよいおいしい1皿になりました。
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