じゃがいも アンデス赤(アンデスレッド)
登録日:2020年7月19日
アンデス赤(アンデスレッド)
皮が赤紫色で果肉が黄色いじゃがいも「アンデス赤」。別名「アンデスレッド」や「レッドアンデス」とも呼ばれ、いわゆる「カラフルじゃがいも」の1つになります。新しい品種のように思えますが、じつは1970年代に育成された古い品種で、以前は「ネオデリシャス」とも呼ばれていました。
生産量は「男爵薯(だんしゃくいも)」や「メークイン」などに比べると断然少ないですが、激レア品種というほどではないので、たまに直売所やスーパーの産直コーナーで見かけることがあります。
肉質は粉質で、ポテトサラダやじゃがバターなどに最適。一方、少し煮崩れしやすい性質なので、煮物にはあまり向きません。なお、果肉は基本的に濃い黄色ですが、部分的に紫色に染まっていることもあります。
今回購入したアンデス赤は4個入りで、カットすると2個は果肉が黄色で、1個はうっすらと紫がにじんでいて、もう1個は大部分が紫色に染まっていました。この紫色のものはジャガバターにしたのですが、ホクっとした食感で、バターの風味とじゃがいもの甘味がマッチして美味です。
そしてほかの3個はフライドポテトにしました。皮ごと揚げると赤と黄色の色合いがきれいで、こちらもかなりのホクホク食感。お皿の彩りとしてもアクセントになるので、料理の付け合わせにもおすすめです。
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