じゃがいも さやあかね

登録日:2020年3月1日

さやあかね

さやあかね

これは「さやあかね」という品種のじゃがいもです。数年前に一度食べたのですが、それ以来あまりお店で見かけることがなく、今回久しぶりに発見したので食べました。

さやあかね

さやあかねが育成されたのは北海道で、2009年(平成21年)に北海道立総合研究機構によって品種登録されています。病気に強い「I-853」と「花標津(はなしべつ)」が両親で、さやあかねも親の特性を受け継いで疫病抵抗性が強く、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性も持つ品種として誕生しました。

さやあかね

さやあかねの形は扁球形で目の深さは中程度。果皮は淡い赤色で果肉は黄白色をしているのが特徴です。やや粉質で煮崩れしにくく、用途としてはコロッケやサラダ、煮物などいろいろな料理に活用できます。

今回購入したさやあかねは北海道産で、しばらく貯蔵されていたものです。果皮は薄い赤色で、丸っこい形と楕円形のものが混じっていました。目が深くないので皮は比較的むきやすく感じます。

さやあかね

このさやあかねは、じゃがバターとポテトフライにして食べてみました。じゃがバターはややねっとりとした食感で、甘味がありバターとの相性も良好。ポテトフライはある程度電子レンジで加熱してからさっと軽く油で揚げてみたところ、こちらは少しホクっとした感じもあって、表面のカリっとした歯ごたえもよく、これまたおいしく味わえました。

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