桃太郎 トマト とまと

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  • 桃太郎

    桃太郎

基礎データ DATA

  • 生い立ち:1985年(昭和60年)に発表

桃太郎の特徴

桃太郎 桃太郎ゴールド

「桃太郎」は現在、市場に出回っている大玉トマトの中でもっとも出荷量の多い品種です。1985年(昭和60年)にタキイ種苗が発表し、現在ではハウス栽培用のものや病気に強いもの、さらには黄色い「桃太郎ゴールド」など20種以上の桃太郎シリーズがあります。

果実は重さ220g前後で、ふっくらとした丸い形。甘味が強くて適度な酸味もあり、ピンクがかった赤い果皮は熟すと赤みを増します。また、カットしてもゼリー部分が流れ出ず調理しやすいのもポイントです。

そして果肉がほどよいかたさで軟化しにくいのも特徴のひとつ。桃太郎が登場する以前は、輸送中に果肉が傷まないよう未熟なうちに収穫することが多く、品質が十分でないことがありました。しかし桃太郎は完熟後に収穫しても輸送に耐えられるため、糖度が高くて食味もよく、たちまち人気品種になったというわけです。

桃太郎の選び方(見分け方)

皮がつやつやとしていて張りがあり、ヘタがきれいな緑色のものがよいでしょう。全体が均質に色づいていてみずみずしさがあり、手に持ったときに重みを感じるものがおすすめです。

また、お尻側も確認してみましょう。放射状のスジがきれいに入っているものは糖度が高いといわれます。

桃太郎の保存方法

桃太郎は基本的に完熟に近い状態で出荷されますが、皮がかたいものや少し青みが残っているものは15~20度ほどの涼しい場所で保存し、さらに追熟させてから食べましょう。追熟することで果皮が赤くなり、酸味もおだやかになります。

すでに赤く完熟しているものはラップをするかポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。新聞紙で包んでからポリ袋に入れてもよいでしょう。かたさのあるものは数日は持ちますが、やわらかいものはなるべく早めに食べ切ります。

桃太郎の食べ方

桃太郎

糖度が高い桃太郎は、冷やしてそのままサラダにして食べるほか、モッツァレラチーズをのせてカプレーゼにしても美味。またさっと湯むきして、パスタやグラタン、スープやカレーなど加熱調理に使ってもよいでしょう。

桃太郎の旬(出回り時期)

桃太郎トマトは周年出回っています。

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