津田かぶ カブ

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基礎データ DATA

  • 生い立ち:島根県で古くから栽培

津田かぶの特徴

「津田かぶ」は島根県松江市の津田地区を中心に、山陰で栽培されている伝統野菜です。長さ15~20cmくらいでやや細長く、直径は太いところで6~8cmほど。皮の上部は赤紫色で、先端になるほど白くなっています。また、下部が「勾玉(まがたま)状」に曲がっているのが特徴で、その形は牛の角とも形容されます。

もともと滋賀県で古くから栽培されている「日野菜かぶ」がルーツとされ、江戸時代の参覲交代の際に、松江にタネが持ち込まれたのが始まりといわれます。日野菜と津田かぶは太さや長さが大きく異なりますが、地域の風土の中で独特の変化をしたと考えられています。

津田かぶの白い果肉は緻密で、それでいてやわらかく食感は良好です。ほのかな甘みと特有の香りがあり、おもに漬け物に利用されます。

地元では「津田かぶ漬」が特産品となっていて、ぬか漬けにする前には、葉を縛って天日干しにする「はで干し」という作業が行われます。11月頃に行われるこの光景は、地域の風物詩にもなっています。

津田かぶの見分け方(選び方)

果皮に張りがあり、きれいな赤紫色に染まっているものがおすすめです。また、葉が大きくてみずみずしく、茎が折れていたり葉がしおれたりしていないものを選びましょう。津田かぶはもともと曲がった形をしているので、形を気にする必要はありません。

津田かぶの保存方法

葉付きのかぶを購入したら、早めに葉を切り分けておきましょう。そのままにしておくと、かぶの水分が葉に奪われてしまいます。

根の部分は新聞紙やラップなどで包んで、冷蔵庫の野菜室で保存。葉は新鮮なうちにかためにゆでて、小さくカットして冷凍しておくと長期保存できます。

ぬか漬けにする場合は、1週間ほど葉付きのまま天日干しにすれば、歯ごたえのよい漬け物になります。

津田かぶの食べ方

津田かぶは果肉がきめ細かくて煮物にしても美味ですが、美しい赤紫色とシャキッとした食感を楽しむなら漬け物やピクルスがおすすめです。皮ごと薄切りにして甘酢漬けにすると果肉もピンク色に染まり、見た目にも美しい一品になります。

津田かぶの旬(出回り時期)

津田かぶの旬の時期は10月から1月頃です。