万木(ゆるぎ)かぶ カブ

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基礎データ DATA

  • 生い立ち:滋賀県高島市で古くから栽培

万木(ゆるぎ)かぶの特徴

「万木(ゆるぎ)かぶ」は、滋賀県の琵琶湖西岸に位置する高島市安曇川町西万木地域で古くから栽培されている赤かぶです。はっきりとした由来はわかっていませんが、この地で古くから栽培されていた「蛭口(ひるぐち)かぶ」と白かぶが自然交雑し、それを明治時代に選抜したものといわれています。

直径10cmほどの丸い形で、皮は鮮やかな紅色。栽培中に土の上にせり上がった部分だけでなく、土の中に埋まっている根の先まで真っ赤に染まります。果肉は白色で、茎葉は淡い緑色。色のコントラストがとても美しいかぶです。

果肉はほどよいかたさで歯ごたえがよく漬け物に最適。地元ではおもにぬか漬けや甘酢漬けなどに加工されています。ただし生産量は少なく、万木かぶの多くは漬物業者との契約栽培になっているようです。

なお、万木かぶは「根こぶ病」に弱いため、1990年頃に根こぶ病抵抗性のある「近江万木かぶ」が育成されています。

万木(ゆるぎ)かぶの見分け方(選び方)

皮にツヤと張りがあり、ふっくらとした丸みのあるものを選びましょう。傷やへこみがなく、葉が青々としているものがおすすめです。

万木(ゆるぎ)かぶの保存方法

葉付きのままにしておくと、かぶの水分が葉に吸収されます。そのため早めに切り分けておくのがポイントです。カットしたらそれぞれをラップなどで包み冷蔵庫の野菜室へ。葉の部分は1~2日、かぶは4~5日を目安に食べ切りましょう。

葉はさっとゆでてから冷凍すれば2~3週間くらい保存できます。小分けにしてフリージングしておくと使うときに便利です。

万木(ゆるぎ)かぶの食べ方

万木かぶは漬け物に適したかぶです。産地ではぬか漬けが特産品になっていて、葉がついたままのかぶを干して、しんなりさせてから漬け込みます。家庭では浅漬けや甘酢漬けなどにして食べてもよいでしょう。皮ごと甘酢漬けにすると果肉も赤く染まり、彩りのよい仕上がりになります。

また地元では、かぶを薄く切って昆布やゆずと一緒に浅漬けにした「あちゃら漬け」という食べ方も人気だそうです。

万木(ゆるぎ)かぶの旬(出回り時期)

万木かぶの収穫シーズンは11月頃です。