しょうが 生姜 Ginger

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  • しょうが(葉)

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基礎データ DATA

ショウガの旬(出回り時期)

※これはショウガの出回り量の割合をグラフ化したものです。農林水産省統計 年間卸売総量(2015年)を参考にしています

ショウガの概要

しょうがは薬効の高い野菜

しょうがは特有の香りと辛味を持つ薬効の高い野菜で、おもに香辛料として利用されます。肉や魚の消臭効果をはじめ殺菌作用や解毒作用、さらには血行をよくする働きもあり、風邪予防や冷え症対策としても使われます。

活用の幅は広く、しょうが焼きから魚の煮付け、ジンジャエール、紅ショウガ、お寿司のガリまでじつに多彩。一度に使用する量は少ないですが、便利で重要な食材といえるでしょう。

しょうがはサイズによって「大しょうが」「中しょうが」「小しょうが」と3タイプに分けられます。「根しょうが」はおもに大しょうがを使い、「葉しょうが」は小しょうがを使用。中しょうがは青果としての流通量は少なく、加工されることが多いようです。なお、しょうがは「根」の部分と思われがちですが、茎が土の中で肥大した「地下茎(ちかけい)」です。

ショウガの歴史

しょうが(成長途中)

しょうがは熱帯アジアが原産といわれ、インドや中国では紀元前から利用されていました。ヨーロッパには2000年ほど前に伝わり、11世紀頃にはイギリスで栽培されていたそうです。西インド諸島やアメリカ大陸には15世紀以降に伝播したといわれています。

日本へは「魏志倭人伝」にしょうがを意味する「薑」の記述があることから、3世紀以前には中国から伝わっていたと考えられています。ただ、魏志倭人伝の記述を見ると、当時の日本人はしょうがをあまり食べていなかったようです。

その後、奈良時代の遺跡から発見された木簡や、平安時代の書物「延喜式(えんぎしき)」や「和名抄(わみょうしょう)」に登場します。進物や食事に関する内容なので、この頃には食べられていました。また江戸時代の農書「農業全書」には栽培法が記されています。

葉しょうがで有名な「谷中しょうが」は、江戸時代に東京都台東区谷中が主産地だったことが名前の由来です。

ショウガの見分け方(選び方)

見分け方 葉しょうがと新しょうがは付け根が赤いものを

根しょうがは皮に傷がなく、全体がふっくらとしていてかたくしまったものを選びましょう。切り口がしなびていたり、変色しているものは避けます。

葉しょうがと新しょうがは、茎の付け根がきれいな赤色で、白い部分との色合いがハッキリしているものが良品です。全体がみずみずしくて張りがあり、皮に傷やシワがないかも要チェック。白い部分はなるべく多いほうがよいでしょう。

ショウガの保存方法

乾燥を防ぐためキッチンペーパーなどで包んでポリ袋に入れ、涼しい冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存します。キッチンペーパーは湿らせておいてもよいでしょう。冷暗所の場合だと15度くらいが長持ちするようです(一般的な冷蔵庫の野菜室は7~8度です)。

また、根しょうがは適当なサイズにカットして、水を入れた瓶などの容器密閉に浸して冷蔵庫で保存するという方法もあります(水はこまめに取り替えてください)。

長期保存したい場合は、千切りやみじん切り、すり下ろすなどして冷凍するとよいでしょう。

新しょうがと葉しょうがはあまり日持ちしないので早めに使い切りましょう。

ショウガの食べ方

薬味、香辛料、甘酢漬け、しょうが湯、しょうがシロップなど

根しょうがは、すりおろしたり薄切りにしたりして薬味や香辛料として使用します。香り成分は皮の近くにあるので、肉や魚のにおい消しに使うときは皮ごと使うとよいでしょう。細かく刻んだり、すりおろすと薬効が高まります。また風味付けなら、おろして絞り汁だけを使ってもよいでしょう。

和食に添えるときは「針しょうが」にすると見栄えがよくなります。針しょうがは、皮をむいたしょうがを薄切りにし、さらに針のように細く千切りして水にさらしたものです。

新しょうがと葉しょうがは、甘酢漬けにするのが定番です。葉しょうがは「筆しょうが」として料理の添え物に。新しょうがを薄切りにして甘酢漬けにするとお寿司のガリになります。

しょうがを砂糖で煮たしょうがシロップは風邪予防や冷え症対策に最適です。

ショウガの栄養と効能

しょうが/生:マンガン(5.01mg) 葉しょうが/生:マンガン(4.73mg)、カリウム(310mg)

注目成分

ショウガオール、ジンゲロン、ジンギベレン、シトロネラール

期待される効能

高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、食欲増進、冷え症、風邪予防

しょうがの辛味成分は「ショウガオール」や「ジンゲロン」などによるもので、これらの成分には血行をよくし体を温める作用があるため、冷え症対策におすすめです。香り成分の「ジンギベレン」や「シトロネラール」は消臭効果や食欲増進などの働きがあるとされています。

抗酸化作用や骨の形成を助ける働きのあるマンガンも多く、葉しょうがには血圧の上昇を抑える作用があるとされるカリウムも比較的多く含まれています。

ショウガの種類

根しょうが(ひねしょうが)

根しょうが(ひねしょうが)

一般的に流通している「しょうが」。「ひねしょうが」とも呼びます。ふっくらと丸みがあり皮がベージュから薄茶色をしています。香りと辛味が強く、薬味としての利用がメイン。秋頃に収穫して貯蔵したものが随時出荷されるので、通年出回っています。

新しょうが

新しょうが

初夏に収穫される根しょうがのことで、貯蔵せずに繊維がやわらかくみずみずしい状態で利用します。皮が白っぽくて茎の付け根が赤く、スジが少なくさわやかな辛味が特徴です。甘酢漬けや味噌漬け、醤油漬けなどにすると保存性も高まります。

葉しょうが

葉しょうが

小さな根茎に茎葉がついたもの。根茎は細くて皮が白く、茎の付け根は紅色を帯びます。甘酢漬けにしたり、味噌をつけてそのまま食べるのが一般的。旬は5月〜9月頃で、「谷中しょうが」が有名です。そのほかに「金時」や「三州」といった品種もあります。また葉しょうがを軟化させて早採りしたものを「矢しょうが(筆しょうが・芽しょうが)」と呼び、甘酢漬けにしたもの(はじかみ)を焼き魚などのあしらいに使います。

各地の年間収穫量 しょうが

円グラフと下表の割合(%)が違うときは?

上の円グラフの割合(%)と下の表の割合(%)の数値が違うことがありますが、その場合は下表のほうが正しい数値です。

下の表は出典である農林水産省のデータに記されている「全国の合計値」から割合を計算したものです。

上の円グラフも農林水産省のデータですが、こちらは全国ではなく主要生産地のみのデータなので、値が公表されていない都道府県は含まれていません。

出典:農林水産省統計

2013年のしょうがの出荷量のうち最も多いのは高知県で、約1万5,800トンを出荷しています。2位は約4,230トンを出荷している熊本県、3位は約3,100トンを出荷している宮崎県です。

栽培面積・収穫量の推移

出典:農林水産省統計

2013年のしょうがの栽培面積は約1,930ヘクタール。収穫量は約4万9,200トンで、出荷量は約3万8,600トンです。

野菜写真

ショウガの写真

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