エリンギ King trumpet mushroom

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基礎データ DATA

エリンギの概要

白くて太い柄に褐色の平らな傘がついているエリンギは、弾力があってコリコリとした食感が特徴のきのこです。クセがなくて食べやすく、食感がアワビに似ていることから「白あわびたけ」と呼ばれることもあります。エリンギという名前は、学名「Pleurotus eryngii」から取ったもので、1998年(平成10年)に命名されました。

エリンギの歴史

日本ではまだ歴史の浅いエリンギ

エリンギは、ヨーロッパ南部や中央アジアなどに自生するキノコで、ヨーロッパでは古くから食用とされていました。日本での歴史はまだ浅く、1993年(平成5年)に愛知県林業センターによって人工栽培されたのがはじまりといわれています。

扱いやすく食味がよいことから人気が高まり、今ではぶなしめじやまいたけなどと並んできのこの定番となっています。

エリンギの見分け方(選び方)

見分け方

カサが内側に軽く巻いていて、軸が太くて弾力がありきれいな白色のものを選びましょう。カサの裏のヒダが変色していたり、カサに張りがなく割れているものは鮮度が落ちています。

エリンギの保存方法

ラップで包んで冷蔵庫の野菜室へ。水分がつくと傷みやすいので、保存する際は濡れていないか確認してください。3~4日以内に使い切りましょう。

エリンギは冷凍することもできます。スライスしたり手で裂くなど、あらかじめ使いやすいサイズにカットし、保存用袋などに入れて冷凍庫へ。調理するときはそのまま使えます。

エリンギの食べ方

炒め物、揚げ物、パスタ、スープ、煮物、和え物、鍋物など

エリンギは手で縦に裂くか、包丁でカットして調理します。手で裂くと味が染み込やすくなり、輪切りにカットするとアワビやホタテの貝柱に似たような食感になります。エリンギ自体は淡泊な味なので、調理方法によってさまざまな味付けが楽しめます。

エリンギの栄養と効能

生:カリウム(460mg)、食物繊維総量(4.3g)、ナイアシン(8.1mg)、ビタミンD(1.8mcg)

注目成分

エルゴステロール、βグルカン

期待される効能

高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、便秘予防、冷え症、風邪予防

エリンギは腸をきれいにしてくれる不溶性食物繊維が豊富なので、便秘予防に効果が期待できます。また、ナイアシンは血の巡りをよくし、カリウムは高血圧の抑制によいとされます。

キノコ類に含まれる「エルゴステロール」は、日光に当てるとカルシウムの吸収を高める作用のあるビタミンDに変換されます。また「βグルカン」は免疫力をアップする働きがあるといわれています。エネルギーの代謝を助けるパントテン酸やビオチンも多く含みます。

エリンギの種類

エリンギ

エリンギ

カサが平たく灰褐色から褐色で、柄は白くて太いのが特徴。長さ8〜15cmくらいで、肉厚でコリコリとした食感をしていて、和洋中どの料理にも合います。国内で売られているものは人工栽培されたもので、1年中購入することが可能です。一般に流通するようになったのは1990年代からです。

各地の年間収穫量 エリンギ

円グラフと下表の割合(%)が違うときは?

上の円グラフの割合(%)と下の表の割合(%)の数値が違うことがありますが、その場合は下表のほうが正しい数値です。

下の表は出典である農林水産省のデータに記されている「全国の合計値」から割合を計算したものです。

上の円グラフも農林水産省のデータですが、こちらは全国ではなく主要生産地のみのデータなので、値が公表されていない都道府県は含まれていません。

出典:農林水産省統計

2013年のエリンギの出荷量のうち最も多いのは長野県で、約1万5,995トンを出荷しています。2位は約1万2,907トンを出荷している新潟県、3位は約2,761トンを出荷している広島県です。

栽培面積・収穫量の推移

出典:農林水産省統計

2013年のエリンギの収穫量は約4万200トンです。栽培面積と出荷量は公表されていません。

野菜写真

エリンギの写真

野菜写真

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