パクチョイ チンゲンサイ 青梗菜
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基礎データ DATA
- 生い立ち:1970年代に中国から導入
パクチョイの特徴
「パクチョイ」は中国野菜の1つで、「チンゲンサイ」の仲間です。葉の形はチンゲンサイに似ていて、上部がしゃもじのように幅広く、軸の部分が肉厚。ただ両者は軸(葉柄)の色が異なり、漢字表記にすると、チンゲンサイは軸が黄緑色なので「青梗菜」、パクチョイは白色なので「白梗菜」となります。
パクチョイの葉はやわらかく、火が通りやすいのが特徴。炒め物やスープ、煮物などさまざまな調理に使うことができます。チンゲンサイと同様に食味良好でクセもなく食べやすい野菜ですが、出荷量はあまり多くありません。
パクチョイが日本で食べられるようになったのは1970年代。チンゲンサイとともに中国から入ってきました。当時はチンゲンサイのことを「青茎(青軸)パクチョイ」と呼ぶこともありましたが、現在ではその呼び名は使われていません。
パクチョイの選び方(見分け方)
葉の緑色が濃くて張りがあり、軸(葉柄)に厚みがあって、株がしっかりとしたものがよいでしょう。傷や変色がないかも確認します。
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パクチョイの保存方法
乾燥を避けるため、新聞紙などで包んでさらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。新聞紙は軽く湿らせておいてもよいでしょう。できれば立てた状態で置いておき、3日くらいを目安に使い切ります。
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パクチョイの食べ方
クセのない味なので炒め物やスープ、お浸し、漬け物など、さまざまな食べ方ができます。干しエビや干貝柱などとも相性がよく、中華風に味付けをするのもおすすめです。
軸の部分は厚みがありますが、火の通りが比較的早いので加熱し過ぎに注意してください。炒める場合は高温でさっと火にかけると、ほどよい歯ごたえになります。
パクチョイの旬(出回り時期)
パクチョイが多く収穫される時期は初夏から秋頃です。