白オクラ オクラ

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  • 楊貴妃

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  • さやが淡緑色のオクラ

白オクラの特徴

楊貴妃

「白オクラ」は、さやが白っぽい淡緑色をしたオクラです。生食に適していることから「サラダオクラ」とも呼ばれ、実がやわらかくてアクが少ないのが特徴。さやの表面に生えるうぶ毛はやや薄く、粘り気は緑色のオクラより少し強めです。

形状としてはさやが丸い「丸オクラ」が多く、多角形のものはあまり見られません。収穫サイズは10cm前後と普通のオクラと同じくらいですが、15cmほどに成長してもかたくなりにくいのがポイント。白オクラは口当たりがよいので、生のままでも、さっとゆでてもおいしく食べられます。

出荷される時期は夏から秋にかけて。生産量が多いのは山口県で、中でも県の北西部にある長門市三隅地域が主産地です。ここでは半世紀以上前から栽培が行われていて、質のよい白オクラが伝統野菜として受け継がれています。また、山口市で作られていた品種を選抜して育成された「楊貴妃(ようきひ)」という品種もあります。

白オクラの選び方(見分け方)

さやに張りがあり、表面に傷や黒ずみなどがないものを選びましょう。白オクラは成長してもかたくなりにくいですが、よりソフトな食感を求めるなら小さいサイズのものがおすすめです。

白オクラの保存方法

冷暗所でもよいですが、気温が高くなると傷みやすいので、夏場は冷蔵庫の野菜室で保存するとよいでしょう。その際、新聞紙で包んでポリ袋に入れておきます。

保存の目安は3~4日程度。すぐに消費できない場合は冷凍保存も可能です。かためにゆでて水気をしっかりふき取ってから冷凍庫へ。冷凍したものは1か月程度で使いきりましょう。

白オクラの食べ方

楊貴妃

白オクラは生のままサラダや和え物、酢の物などに使えます。細かく刻めば、白オクラの特徴である粘りの強さがより感じられます。また、さっとゆでたり、揚げ物や炒め物などにしても美味です。

白オクラの旬(出回り時期)

白オクラの収穫時期は7月から10月中旬頃です。

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