芽キャベツ キャベツ きゃべつ 甘藍
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基礎データ DATA
- 小さなわき芽が結球したもの
芽キャベツの特徴
「芽キャベツ」は別名「子持甘藍(こもちかんらん)」ともいい、直径が3~4cmほどのミニキャベツです。キャベツといっても普通のキャベツとは種類が異なり、成長してもキャベツのように大きくはなりません。茎の側面に生える「わき芽」が結球したものを収穫します。
普通のキャベツは1つの株で1個しか実りませんが、芽キャベツは1株で40~60個ほど実をつけます。長さ50cmくらいの茎に沿ってびっしりと鈴なりに実る姿は、大きなぶどうのようにも見えてなかなかインパクトがあります。
食感や味も普通のキャベツとは違い、かたくて少し苦味もあるため加熱調理するのが基本。シチューなどの煮込み料理のほかにグリルなどにも利用できます。
芽キャベツの選び方(見分け方)
きれいな緑色をしていて葉に張りがあり、みずみずしさの感じるものがおすすめです。葉が枯れていたり切り口が変色しているものは避けたほうがよいでしょう。
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芽キャベツの保存方法
新聞紙で包むかポリ袋に入れるなどして乾燥を防止し、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。5~6日ほどは日持ちしますが、なるべく早く消費することをおすすめします。
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芽キャベツの食べ方
芽キャベツはシチューやサラダ、料理の付け合わせなどのほか、お浸しや天ぷらにしてもおいしく食べられます。
生のままだとかたいので必ず加熱してから食べましょう。5~10分ほどゆでるとホクホクとした食感が楽しめます。丸ごと使う場合は火が通りやすくなるように軸の部分に十字の切れ込みを入れておくとよいでしょう、半分にカットするとさらに加熱時間の短縮になり、味も染みやすくなります。
芽キャベツには少し苦味やクセがあるので、下ゆでしてから調理することをおすすめします。熱湯に塩をひとつまみ入れ、2~3分ほどゆでればOKです。煮込み料理の場合はそのまま調理してもかまいませんが、苦味が気になるようなら、あらかじめ下ゆでしておくとよいでしょう。
芽キャベツの旬(出回り時期)
芽キャベツの旬の時期は11月下旬頃から3月頃です。
参考:東京都中央卸売市場
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