阿房宮 食用菊 ショクヨウギク 料理菊

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  • 阿房宮

    阿房宮

基礎データ DATA

  • 生い立ち:古くから東北地方で栽培

阿房宮の特徴

阿房宮

「阿房宮(あぼうきゅう)」は花びらが黄色い食用菊です。「阿房菊」とも呼ばれ、花びらの部分を食用として利用します。ほんのりと甘味があり、シャキシャキとした歯触りが特徴。香りがよく、苦味はほとんどありません。さっとゆでてから調理したり、花びらを料理に散らして彩りを添えたり、いろいろな使い方ができます。

また阿房宮には、花びらを蒸して乾燥させた「干し菊」もあります。干し菊は「菊のり」ともいわれ、花びらだけの状態にしてから、型に入れて蒸したあとに乾燥させたもの。常温で半年ほど日持ちする保存食です。

主産地は青森県や岩手県で、旬は10月下旬から11月上旬頃。この地域では江戸時代から栽培されていたとされます。品種としては阿房宮を改良した「八戸ぎく」や「十五夜」などもあります。

ちなみに、9月9日は「重陽の節句(ちょうようのせっく)」といい、菊を用いて長寿を願う日です。あまりメジャーではありませんが、日本酒に菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだり、お風呂に菊を浮かべて菊湯を楽しむ風習があります。

阿房宮の見分け方(選び方)

阿房宮

花びらに張りがあり、みずみずしさを感じるものを選びましょう。しおれていたり、乾燥しているもの、また変色が見られるものは避けます。

阿房宮の保存方法

ポリ袋に入れるかラップで包んで、冷蔵庫の野菜室で保存します。軽く湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れてもよいでしょう。

長めに保存したい場合は、花びらを冷凍しておくと便利です。さっと軽くゆでてからしっかりと水気を切り、小分けにしてから保存袋に入れて冷凍庫で保存します。

なお干し菊は常温で半年ほど保存できます。ただし開封後は袋を密閉して冷蔵保存にするようにしましょう。

阿房宮の食べ方

阿房宮

阿房宮はお浸しや和え物、サラダ、味噌汁、天ぷらなど幅広く使えます。水洗いをしてから花びらをはずし、軽くさっとゆでて、水気を切ってから味付けをしましょう。

ゆでるときに少量の酢を入れると色よく仕上がります。天ぷらにする場合は、ガクがついたまま揚げてOKです。

干し菊の場合は、酢を少し入れたお湯にほぐしながら入れ、10~20秒ほどゆでます。その後、冷水に浸けて冷ましてから、軽く絞ってお浸しや和え物などに使います。

阿房宮の旬(出回り時期)

食用菊の阿房宮が多く出回るのは10月から11月頃です。

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