イタリアンパセリ パセリ
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基礎データ DATA
- 葉が平たい平葉種のパセリ
イタリアンパセリの特徴
「イタリアンパセリ」はパセリの一種で、葉が平たくて切れ込みがあるのが特徴です。日本では、パセリといえば葉が縮れて丸みのある「カーリーパセリ(モスカール:縮葉種)」が一般的ですが、イタリアンパセリは形が「三つ葉」や「香菜(パクチー)」に似ていて、見た目はまったく異なります。
イタリアンパセリはさわやかな香りで、カーリーパセリに比べて苦味が穏やか。パセリの独特な風味が苦手な人にも食べやすく、料理の香り付けや付け合わせ、サラダやスープなどに用いられます。日本ではあまり知られていませんが、原産地の地中海沿岸では古くから食べられいたそうです。
流通しているイタリアンパセリの多くは施設栽培で生産されていて、通年出荷されます。青果として使用するのが一般的ですが、乾燥品も販売されています。
イタリアンパセリの選び方(見分け方)
葉がきれいな緑色で張りを感じるものを選びます。黄色く色あせていたり乾燥したもの、また切り口が変色したり溶けたようにしなびているものは、鮮度が落ちています。
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イタリアンパセリの保存方法
イタリアンパセリは新聞紙などで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。生鮮のものはできるだけ早く使いきります。
カラカラに乾燥させると長期保存が可能です。やり方は、キッチンペーパーの上にパセリの葉の部分を重ならないように広げ、電子レンジで様子を見ながら1~2分ほど加熱。葉がパリッとしたら取り出して、冷ましてから手でもむようにして細かくします。これを密閉容器に入れて保存し、必要な分だけ取り出して利用しましょう。
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イタリアンパセリの食べ方
イタリアンパセリは、さまざまな料理の香りづけや彩りのハーブとして使われます。肉や魚料理のあしらいとして添えるほか、細かくカットしてサラダに混ぜたり、パスタに使用したりしてもOK。スープに浮かせてもよいでしょう。
また、みじん切りにしてドレッシングやディップに混ぜたり、スープを取るときに利用するという使い方もあります。
イタリアンパセリの旬(出回り時期)
施設栽培で生産されたイタリアンパセリは周年出荷されます。