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基礎データ DATA

  • 生い立ち:中国原産

孟宗竹の特徴

孟宗竹

国内産たけのこの代表種といえば、この「孟宗竹(もうそうちく)」です。たけのこには「淡竹」や「真竹」などもありますが、孟宗竹は市場に出回る量が多く、もっとも馴染みのある品種といえるでしょう。

孟宗竹の直径は10~15cmくらいと太く、茶色の皮には細かな産毛があります。食感はやわらかくて風味がよく、煮物や焼き物、炒め物、竹の子ご飯などさまざまな調理に使えます。

おもな産地は九州や四国、関西地方などです。東北地方でも収穫されますが、孟宗竹は寒冷地では育ちにくいので収量は多くありません。

収穫時期は3月から5月頃。出回る期間が短いですが、店頭に並び始めると春の訪れを感じさせてくれます。

孟宗竹の選び方(見分け方)

孟宗竹

ずんぐりとして太さがあり、皮が薄茶色でツヤツヤとしていて、頭の先端が黄色みがかったものがおすすめです。育ちすぎたものや、先端が濃い緑色のものはえぐみが強く、身もかたくなっていることがあります。また根元のイボイボが小さくて色が薄めで、切り口がみずみずしいものがよいでしょう。

孟宗竹の保存方法

孟宗竹は鮮度が重要な食材です。収穫後は時間が経つにつれてえぐみ(あく)が増えていき、食感もかたくなってしまいます。そのため購入したらなるべく早く下処理(アク抜き)をしましょう。

アク抜きの方法は「たけのこ全般のページ」にまとめています。

下処理したものをすぐに調理できない場合は、水に浸して冷蔵保存し、なるべく早く消費するようにしましょう。

孟宗竹の食べ方

孟宗竹

孟宗竹はアク抜きをしてから調理します。たけのこご飯や焼き物、和え物、天ぷらなどさまざまな調理に活用できるので、好みの食べ方で旬の味を楽しみましょう。

たけのこの内側に白い粉のようなものが付着していることがありますが、これは「チロシン」というアミノ酸の一種で、一説には脳を活性化させる作用があるといわれています。

孟宗竹の旬(出回り時期)

孟宗竹は3月から5月頃がシーズンで、特に出荷量が多いのは3月下旬から4月中旬頃です。

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