みょうがたけ みょうが ミョウガ 茗荷
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基礎データ DATA
- みょうがの若い茎(偽茎)
みょうがたけの特徴
「みょうがたけ」は、みょうがの若い茎(偽茎)を軟白栽培したものです。一般的な「みょうが(花みょうが)」は根元近くに生じるつぼみを食用としますが、みょうがたけは若い茎を食用とします。おもな産地は宮城県や山形県で、旬の時期は3月から7月頃です。
25cmほどの長さで鉛筆のように細長く、色は淡い紅色と白のグラデーション。風味や香りは普通のみょうがと同様に清涼感があり、繊維質でシャキッとした特有の歯触りが特徴です。
栽培するときは、若い芽をわらで囲った室(むろ)や、黒い布やビニールなどで日照から遮断して成長させ、一時的に日光に当てることでうっすらと紅色に染めます。なお、地域によっては緑色のみょうがたけもあります。
みょうがたけの選び方(見分け方)
見た目にみずみずしく、張りのあるものがよいでしょう。太過ぎるものは筋がかたくなっていることがあるので、避けたほうが無難です。
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みょうがたけの保存方法
軽く湿らせたキッチンペーパーなどで包み、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。日持ちはしないのでなるべく早く食べ切ります。
量が多くて使い切れない場合は、食感や風味は落ちますが、冷凍保存も可能です。水洗いしてよく水気を切り、ラップに包んで保存袋に入れて冷凍庫へ。味噌汁など加熱して使う場合は、凍ったまま鍋に入れます。
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みょうがたけの食べ方
斜め薄切りにして水にさらし、和え物や卵とじ、サラダ、かき揚げなどにして食べると特有の香りとシャキッとした歯触りが楽しめます。薬味はもちろん、刺身のつまにしたり、細かく刻んでかつお節と味噌と混ぜても美味です。
味噌汁に利用する場合は、加熱しすぎないように注意しましょう。火を止める寸前に入れて、香りを飛ばさないようにするのがコツです。
みょうがたけの旬(出回り時期)
みょうがたけは年間を通して流通しています。しかし、6月頃にピークを迎えるため、この時期が旬といえるでしょう。
参考:東京都中央卸売市場
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