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基礎データ DATA

  • 表皮が赤紫色の玉ねぎ

赤玉ねぎの特徴

赤玉ねぎ 赤玉ねぎ

「赤玉ねぎ」は表皮が赤紫色をした玉ねぎです。「紫玉ねぎ」や「レッドオニオン」とも呼ばれ、輪切りにすると年輪のような模様が見られるのが特徴。これは鱗葉(りんよう)の表面がアントシアニン色素により赤紫色になっていて、それが何枚にも重なっているからです。

形は球形または扁円形で、一般的な「黄玉ねぎ」ほど辛味はなく、甘味があるので生食に向いています。水分も多く、シャキシャキとした歯切れのよさも魅力です。おもな産地は関西エリアや北海道、静岡県、神奈川県など。収穫期は一般的に5月から7月頃ですが、北海道産のものは秋から春に出荷されます。

品種としては「アーリーレッド」や「湘南レッド」が代表的で、ほかにも保存性が比較的高くて大玉の「猩々赤(しょうじょうあか)」といった品種もあります。また、北海道北見市の端野地区で栽培されているブランド玉ねぎ「くれない」や、北海道夕張郡の栗山町で作られている「さらさらレッド」などもあります。

赤玉ねぎの選び方(見分け方)

湘南レッド

表皮がよく乾燥していて、色鮮やかなものがよいでしょう。また、上部と根の部分がきゅっと締まっていて、持ったときに重みを感じるかどうかもチェックします。

表皮に張りがなく、上部がやわらかすぎるものは傷んでいる可能性もあるので注意しましょう。

赤玉ねぎの保存方法

赤玉ねぎは、新玉ねぎと同様に長期貯蔵には向きません。新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存して早めに消費しましょう。カットした使いかけのものは、ラップできっちり包んで冷蔵庫へ。

また、スライスしてマリネにすれば、長めに保存することができます。マリネにしたものはそのままサラダや料理の付け合わせなどに使えて便利です。

赤玉ねぎの食べ方

湘南レッド

赤玉ねぎの多くは刺激が少ないので、生のままオニオンスライスにしたり、サラダやマリネ、サンドイッチなどに使うのがおすすめ。赤紫と白のコントストが美しく、見た目も楽しめます。

また輪切りにしたり、繊維に沿ってスライスするなど、切り方によって食感も変わるので料理に合わせて工夫するとよいでしょう。ざく切りにして炒めると、全体がピンク色になり甘味もしっかり感じられます。

アーリーレッド

アーリーレッド

アーリーレッドは、1984年(昭和59年)に品種登録された赤玉ねぎで、品種名は「アーリーレッド鈴平」。「湘南レッド」に「黄玉の早生系」「岐阜レッド」「猩々赤」などを自然交雑させ、選抜を繰り返して育成されました。きれいな赤紫色をしていて刺激が少ないのが特徴。収穫期の早い早生種なので、早い時期から出荷されます。

湘南レッド

湘南レッド

湘南レッドは、旧神奈川県園芸試験場で「スタクトン・アーリー・レッド」をもとに選抜・育成され、1961年(昭和36年)に発表された品種です。湘南生まれの赤い玉ねぎということで、この名前がつけられました。扁平形で220~320gくらいと大きく、鮮やかな赤紫色。辛味が少なく食べやすいのが特徴です。収穫期が少し早めの「早生湘南レッド」もあります。

赤玉ねぎの旬(出回り時期)

赤玉ねぎは周年を通して出荷されています。

参考:東京都中央卸売市場

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