プッチィーニの特徴

ミニカボチャの一種「プッチィーニ」は、サカタのタネが育成して1998年（平成10年）に品種登録したかぼちゃです。果皮が黄橙色で、オレンジ色の縞模様が10本ほど入ったかわいらしい姿をしています。

重さは200～300gくらいの手のひらサイズで、甘味があって少しねっとりとした食感。皮が薄くて火の通りがよく、電子レンジで数分加熱するだけでおいしく食べられます。また丸ごと器として使用することも可能です。

プッチィーニは見た目の色鮮やかさと食味のよさ、扱いやすさと三拍子そろった食材といえるでしょう。栽培しやすいことから家庭菜園でも人気です。

プッチィーニの選び方（見分け方）

果皮がきれいで傷や変色がなく、持ったときに重量感のあるものがよいでしょう。ヘタがしっかりと乾燥しているかどうかも要チェックです。

プッチィーニの保存方法

新聞紙などで包んで風通しのよい冷暗所へ。状態や環境によっては1か月ほど日持ちします。

カットしたものはラップで包んで冷蔵保存してなるべく早く消費してください。

プッチィーニの食べ方

プッチィーニは電子レンジで数分加熱するとやわらかくなります。そのままスプーンですくって食べてもよいですし、中をくりぬいて器として利用してもOK。もちろん一般的な煮物や天ぷらなどにしても美味です。

器にする場合は、上部1/3ほどのところで横にカットして、ワタと種、果肉を出します。果肉をプリンやスープに調理して、プッチィーニの器に戻すと見た目におしゃれな1品になります。またホワイトソースやチーズを入れてオーブンで焼くとかわいいグラタンになります。

プッチィーニの旬（出回り時期）

プッチィーニの収穫時期は7月から9月頃です。