バナナピーマン ピーマン パプリカ
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基礎データ DATA
- 生い立ち:サカタのタネが育成
バナナピーマンの特徴
近年、カラフルで甘味のある「カラーピーマン」が増えていますが、「バナナピーマン」もその1つ。名前の通りバナナのように細長く、その多くは黄緑~クリーム色をしています。
形状は普通のピーマンとは異なり、長細い円錐形で「万願寺とうがらし」や、牛角形といわれる「イエローホルン」というピーマンによく似た姿。また、バナナピーマンはカラーピーマンとしての性質を持っていて、熟度が進むと黄色からオレンジ色、さらに赤色へと変化していきます。
果肉はやわらかくて甘味があり、熟したものはピーマン特有の青臭さや苦味がありません。そのためピーマンが苦手な子供でも食べやすいのがポイント。基本的に淡い黄緑色やクリーム色の状態で収穫されますが、熟すほど甘味が増すため、オレンジ色や赤くなったバナナピーマンも好まれます。
収穫時期は初夏から秋頃。店頭では黄緑色とオレンジ色のものが混ざっていたり、赤色のバナナピーマンだけで売られていることもあります。なお、生産量が少ないためスーパーではあまり見かけません。
バナナピーマンの選び方(見分け方)
表面にツヤがあり、ふっくらと弾力を感じるものがよいでしょう。甘味がより強いものがよければ、黄緑色のものよりもオレンジ色や赤色のバナナピーマンがおすすめです。
ヘタの切り口が黒く変色していたり、皮にシワがあるものは鮮度が落ちています。
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バナナピーマンの保存方法
バナナピーマンは表面の水気をよく拭いてから、新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
赤色やオレンジ色のものは、黄緑色のものに比べて日持ちが劣ります。そのため色が混ざって入っている場合は、先に赤色やオレンジ色の果実を使うようにします。また傷んでいるものがあれば、早めに取り除いておきましょう。
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バナナピーマンの食べ方
苦味が少なくて甘味のあるバナナピーマンは、生のままサラダやピクルス、サンドイッチなどに使うとよいでしょう。もちろん炒め物にしたり、煮物や揚げ物などにしてもOK。小ぶりのバナナピーマンは、丸ごと焼いてもおいしく食べられます。タネが気になる場合は取り除いてから調理しましょう。
また、色や切り方によって、見た目の印象が変化するのもバナナピーマンの魅力です。サラダは輪切り、ピクルスは赤や黄色を交えて縦切りにするなど、ちょっと工夫することで料理が華やかになります。
バナナピーマンの旬(出回り時期)
バナナピーマンが多く収穫される時期は6月から9月頃です。