はすいも 里芋 さといも サトイモ
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基礎データ DATA
- 芋茎(ずいき)の一種
はすいもの特徴
「はすいも」は里芋の仲間で「芋茎(ずいき)」の一種です。ずいきとは、里芋の葉柄を食用としたもので、種類や栽培方法によって青ずいきや赤ずいき、白ずいきがあります。
はすいもは緑色なので「青ずいき」に分類され、芋は食用せず長い葉柄(茎)部分だけを利用します。太さは2~4cmくらいで、店頭では長さ20cmくらいに切り分けて販売されていることが多いです。
はすいもの断面には小さな空洞がたくさんあり、スポンジのようになっているのが大きな特徴。見た目よりも軽く、食感はシャキシャキとしています。はすいもそのものの味は淡泊であっさりとしていますが、味がよく染み込むので、酢の物や煮物、炒め物などさまざまな調理に使われます。
おもに高知県や徳島県などで栽培されていて、高知県では「リュウキュウ」とも呼ばれます。
はすいもの選び方(見分け方)
皮が明るい緑色でハリがあり、切り口が白くてきれいなものがおすすめです。切り口が茶色く変色しているものは鮮度が落ちています。
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はすいもの保存方法
はすいもはあまり日持ちしないので、冷蔵庫で保存してなるべく早く消費することをおすすめします。切り口が変色してきたら、その部分をカットして調理しましょう。
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はすいもの食べ方
はすいもは和え物や酢の物などにするほか、炒め物や煮物などにも利用できます。皮をむいて好みの大きさにカットし、水にさらして調理しましょう。
皮はフキのようにスルッとむけます。ただし、手がかゆくなることがあるので、その場合は薄い調理用手袋を使用することをおすすめします。
生で食べる場合は、薄くスライスしたものを塩もみし、水洗いして絞り、きゅうりやワカメなどと和えたり、サラダなどにして食べます。アクが気になる場合は、さっとゆでてから使うとよいでしょう。
また斜め薄切りにして油揚げと一緒に煮たり、味噌汁の具に使用したり、肉と炒めるなどいろいろな食べ方が楽しめます。
はすいもの旬(出回り時期)
はすいものシーズンは6月頃から10月頃です。