オクラ オクラ
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基礎データ DATA
- 一般的な五角種のオクラ
オクラの特徴
オクラにはいくつかの形状がありますが、日本で多く出回っているのはこの「五角種」です。さやにくっきりと5本の筋(稜角)が入っていて、カットしたときに断面が五角形になるのが特徴。表面は細かいうぶ毛に覆われていて、内側には種がきれいに並んでいます。
オクラは成長しすぎるとかたくなるため、未熟果を収穫するのが一般的。五角種の場合は5~8cmくらいのサイズが食べ頃です。このくらいのサイズのものは食感もよく、カットすると特有のネバネバとした粘りが出ます。
品種としては、濃い緑色で栽培しやすい「アーリーファイブ」や、五角種のなかでもベーシックな「ベターファイブ」、さやの稜角が比較的目立たず長期間収穫できる「ブルースカイ」などがあります。
産地は鹿児島県や高知県、沖縄県などの暖かい地域が主流。旬は夏ですが、ハウス栽培や輸入によって年間を通して出回ります。
オクラの選び方(見分け方)
全体が濃い緑色で張りを感じられ、細かいうぶ毛が密集しているものがおすすめです。黒く変色しているものは、出荷されてから時間が経っているので避けましょう。また、オクラは大きくなると筋張ってかたくなってしまうので、少し小さめのものを選ぶのがポイントです。
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オクラの保存方法
新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて保存。涼しい時期は冷暗所で、暑い時期は冷蔵庫の野菜室で保存するとよいでしょう。
長く保存したい場合は、かためにゆでてから冷凍しておけば1か月ほどもちます。その際は、水分をしっかり拭き取ってから冷凍しましょう。
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オクラの食べ方
和え物や酢の物のほか、煮物や揚げ物、炒め物、サラダなどさまざまな食べ方ができます。生でも食べられますが、さっと塩ゆですると青臭さが弱まり食べやすくなります。なお、丸ごと天ぷらや素揚げにする場合は、破裂防止のためフォークや爪楊枝で数ヶ所穴をあけておきましょう。
また、細かくカットすると粘り気が強くなり、納豆や山芋のとろろなどと混ぜるとよりネバネバとした食感が楽しめます。