島とうがらし とうがらし トウガラシ 唐辛子

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  • 島とうがらし

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    島とうがらし

基礎データ DATA

  • 沖縄県の伝統野菜の1つ

島とうがらしの特徴

島とうがらし

「島とうがらし」は辛味とうがらしの一種で、沖縄県の伝統野菜としても知られています。長さが3cm程度と小さく、辛味が強いのが特徴。沖縄県のほか鹿児島県奄美地方などでも栽培されています。一般的には赤く熟してから収穫しますが、未熟な青いとうがらしを利用することも可能です。また、温暖な気候なら家庭菜園でも育てやすく、葉野菜の虫除けにも役立つといわれます。

島とうがらしは「木立唐辛子(キダチトウガラシ)」に分類され、8月から11月くらいまで繰り返し実をつけます。そのため、ひと株から何度も収穫することが可能です。

ちなみに沖縄県には島唐辛子を泡盛に漬け込んだピリ辛の調味料「コーレーグース(コーレーグスー)」があります。島とうがらしが沖縄に伝わった当初の名前が「高麗草(こうらいぐさ)」だったことから、このような呼び名になったともいわれます。

島とうがらしの選び方(見分け方)

島とうがらしは、果皮の色が鮮やかで張りが感じられるものがおすすめです。またヘタの部分がピンとしているかどうかもチェック。長く保存したい場合は、乾燥させたものを選ぶとよいでしょう。

島とうがらしの保存方法

収穫したばかりの島とうがらしは水分があるので、新聞紙で包むなどして、冷蔵庫の野菜室で保存して早めに使い切りましょう。

長期保存する場合は、風通しのよい場所で完全に乾燥させてから保存用袋などに入れ、冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存します。

島とうがらしの食べ方

島とうがらし

島とうがらしはほかのとうがらしと同様に、炒め物や煮物、パスタなどのスパイスとして利用します。辛味が強いので入れすぎには注意が必要です。

沖縄県では泡盛に漬け込んで、コーレーグースとして利用するのが一般的。沖縄そばにかけたり、炒め物にかけたりと、さまざまな使い方ができます。

コーレーグースの作り方は、島とうがらしを泡盛に漬け込み、2週間から1か月ほどおくと完成。酢や塩を入れたものもあります。また泡盛のほかにごま油に漬け込んだり、完全に乾燥させたものを粉にして一味唐辛子として使う方法もあります。

島とうがらしの旬(出回り時期)

島とうがらしの収穫時期は8月から11月頃です。

野菜写真

島とうがらしの写真

野菜写真

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