パプリカ ピーマン パプリカ
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基礎データ DATA
- 大型で甘味のあるピーマン
パプリカの特徴
ピーマンの仲間「パプリカ」は、サイズが大きくて果肉が厚く、甘味があってジューシーなのが特徴です。ピーマンの中では「大果種」に分類され、赤や黄色、オレンジなどカラフルで、普通のピーマンのような青臭さがありません。ほんのり酸味もあり、フルーティーな味わいで生食にも最適。なお、中型サイズのものは「カラーピーマン」とも呼ばれます。
普通の緑色のピーマンは未熟な状態で収穫しますが、パプリカも未熟なうちは緑色。熟すにつれて緑色から赤、黄、オレンジなどそれぞれの完熟色へと変化していき、次第に甘味もアップしていきます。ちなみに普通のピーマンは完熟するとすべて「赤ピーマン」になります。
パプリカが日本で流通するようになったのは、1993年頃にオランダから輸入したのが始まりです。その後、国内でも栽培が行われ、ニュージーランドや韓国からも輸入されるようになりました。パプリカのシェアは輸入物が大半を占めますが、宮城県や茨城県、高知県などで生産されていて、周年出回っています。
パプリカの選び方(見分け方)
パプリカは肉厚でツヤがあり、色鮮やかなものが良品です。また肩が張っていて、ふっくらとしたものがよいでしょう。
皮がしんなりしていたりシワがあるもの、またヘタの切り口が黒っぽいものは鮮度が落ちているので避けます。
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パプリカの保存方法
パプリカは新鮮なものなら1週間ほど保存できます。キッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。保存前によく水気をふいておくことがポイントです。
なお、傷んだ部分があるとそこから広がりやすいので、傷があるものは早めに消費します。カットしたものは種とワタを取り除いてラップでピッタリと包み、冷蔵保存して1~2日で食べ切ります。
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パプリカの食べ方
パプリカは甘味があってみずみずしいので、サラダやマリネなど生のままでもおいしく食べられます。
またパプリカの甘味は加熱することで増すので、炒め物や揚げ物、オーブン料理、煮物などもおすすめ。さっと炒めて付け合わせにしたり、肉詰めにして焼いても美味です。パプリカに含まれるβカロテンは、油と一緒に食べると吸収されやすくなります。
なお、ピューレやソースなどに加工するなら皮をむいたほうがよいですが、炒め物などは皮をむかなくてもかまいません。皮をむく場合は直火であぶったり、電子レンジで加熱したものを冷水に浸けるとむきやすくなります。
パプリカの旬(出回り時期)
パプリカは周年出回っています。出回っている量にもあまり変化がなく、旬はあまり感じない野菜といえるでしょう。
参考:東京都中央卸売市場
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