黒大根 だいこん ダイコン 大根
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基礎データ DATA
- 皮が黒いヨーロッパ原産の大根
黒大根の特徴
「黒大根」はその名の通り皮が黒い大根です。日本ではまだ珍しいですが、原産地のヨーロッパでは古くから栽培されていて、長細い「黒長大根」と、かぶのような丸い形の「黒丸大根」があります。
黒長大根は長さが20cmほどで、直径6~7cm程度の円筒形。青首大根と比べると小ぶりです。また黒丸大根は直径8cmくらいの球形で、ずんぐりとしています。どちらも皮は少しざらっとした手触りです。
根全体が真っ黒なので初めて見ると驚きますが、黒いのは皮だけで、中は白色。肉質はよく締まっていてややかたく、生で食べるとコリッとした歯ごたえがあります。また、特有の辛味と苦味が若干ありますが、加熱すると風味がやわらぎ、ほんのり甘味も感じます。
まだ一般的な食材ではありませんが、直売所やレストラン向けの食材店などで売られていることがあります。
黒大根の選び方(見分け方)
普通の大根と同様に、皮に張りがあり重量感があるものがおすすめです。葉がしおれていたり、形が極端にゆがんでいるものは避けたほうがよいでしょう。
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黒大根の保存方法
新聞紙で包んで冷暗所で保存します。葉付きのものは葉と根を切り分けて、葉はその日のうちに調理するようにしましょう。使い切れずに余った大根はラップでぴったりと包んで冷蔵庫の野菜室に入れ、早めに消費するようにします。
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黒大根の食べ方
黒大根は果肉が締まっていて煮崩れしにくいので加熱調理が一般的。スープの具材や付け合わせのほか、シンプルにバターでソテーにしたり、ニンニク風味の炒めものにしても黒大根の風味を味わえます。
色のインパクトを活かすなら、皮付きのまま薄めのいちょう切りにしてサラダに使うのもおすすめ。辛味が気になるようなら少しゆでるとよいでしょう。ラディッシュを一緒に加えると彩りがより豊かになります。また、皮付きのまま大根おろしにすると、やや辛めのピリッとした香味が楽しめます。
黒大根の旬(出回り時期)
黒大根は秋から冬にかけてがシーズンです。