壬生菜(みぶな) 水菜 みずな ミズナ 壬生菜
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基礎データ DATA
- 生い立ち:江戸時代に誕生
壬生菜(みぶな)の特徴
「壬生菜(みぶな)」は京野菜の1つで、「水菜」の仲間になります。一般的な水菜は葉にギザギザとした切れ込みがありますが、壬生菜はへらのように丸くなっているのが特徴。葉に丸みがあるため「丸葉水菜」ともいわれます。
葉はやわらかくシャキシャキとした歯ごたえで、少しピリッとした辛味があります。風味や食感は水菜とあまり変わりません。
壬生菜の来歴はよくわかっていませんが、1800年代に水菜の自然交雑により生まれたと推測されています。当初は水菜と壬生菜を混同して紹介する書物もありましたが、1889年に刊行された「穀菜弁覧 初篇」では、ギザギザの葉をした水菜と、現在の葉の形に近い壬生菜をそれぞれ別のものとして描いています。
壬生菜という名前は、京都の壬生寺(みぶでら)周辺で栽培されていたことが由来とされています。
壬生菜(みぶな)の選び方(見分け方)
葉先までピンとしていてみずみずしさがあり、変色や枯れがないものが良品です。また、葉がきれいな緑色で、株がしっかりとしたものがよいでしょう。
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壬生菜(みぶな)の保存方法
乾燥しないように新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存するとよいでしょう。新聞紙を少し湿らせておくと、より乾燥防止になります。ただしあまり日持ちしないのでなるべく早く消費することをおすすめします。
長期保存したい場合は、さっとゆでて水気を切り冷凍するという方法もありますが、冷凍するとシャキシャキ感は減少します。
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壬生菜(みぶな)の食べ方
壬生菜は水菜と同じように利用できます。サラダや浅漬け、お鍋などが定番の食べ方ですが、ほかに炒め物やお浸し、パスタなどにも活用できます。
生のままだと少し辛味があるので、サラダに使うときは軽くゆでておくと辛味がやわらぎます。
壬生菜(みぶな)の旬(出回り時期)
壬生菜の本来の旬は冬ですが、小株のものが周年出回っています。