セレベス 里芋 さといも サトイモ
種類/品種/ブランドなどの詳細ページ
基礎データ DATA
- 生い立ち:インドネシアから導入
セレベスの特徴
「セレベス」は「大吉」や「赤芽大吉」とも呼ばれる里芋の一種です。インドネシアのセレベス島(現スラウェシ島)から伝来し、それが名前の由来となっています。
セレベスは里芋の中では収穫時期が遅い品種で、11月から12月が旬。芽が赤系の「赤芽」の仲間に分類され、皮肌が少し赤くなるのが特徴です。また子芋だけでなく親芋も食べることができます。
子芋は「土垂(どだれ)」と同じぐらいの大きさで、親芋は500g前後と大型。形は長形から丸形で、粘りは土垂より少なく、肉質は粉質でしっかりとしていてホクホクとした食感です。
セレベスの選び方(見分け方)
見た目がふっくらとしていて、皮に傷やひび割れがないものを選びましょう。お尻の部分をさわってみてやわらかく感じるものは避けます。なお、セレベスは皮が少し赤みがかるのが特徴なので、一部が赤くなっていても大丈夫です。
里芋 さといも サトイモのページに戻る
セレベスの保存方法
里芋は低温と乾燥が苦手なので、泥付きのまま新聞紙で包んで冷暗所で保存。新聞紙を少し湿らせて、段ボール箱に入れておいてもよいでしょう。
気温が高い時期は、泥を洗い落としてしっかり水気を切り、新聞紙で包んで冷蔵庫の野菜室で保存するという方法もあります。ただし、この場合は日持ちしないので早めに使い切ります。
また、かためにゆでて水気を拭きとってから冷凍すると長期保存ができます。
里芋 さといも サトイモのページに戻る
セレベスの食べ方
セレベスは土垂と同様に煮物に向いていて、含め煮や煮っ転がしなどさまざまな料理に利用できます。また、セレベスのホクホクとした食感を味わうのなら、田楽やコロッケもおすすめです。
セレベスの旬(出回り時期)
セレベスは9月頃から出回り始め、1月頃までがシーズンです。
参考:東京都中央卸売市場
旬カレンダーのページに移動