葉とうがらし とうがらし トウガラシ 唐辛子

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基礎データ DATA

  • とうがらしの葉を食用として利用

葉とうがらしの特徴

葉とうがらし

「葉とうがらし」は、とうがらしの実が小さいうちに葉付きの状態で収穫したものです。葉は薄くてやわらかく、さわやかな風味があって辛味はありません。調理法としては、葉を甘辛く佃煮にしたり、炒めたりして食べるのが一般的。実も一緒に利用すればピリッとした辛さの味付けになります。

旬の時期は夏から秋にかけて。品種としては「伏見辛」や「日光唐辛子」「八房」などが使われます。スーパーではあまり見かけませんが、シーズンになると直売所などに並びます。

また「京唐菜(きょうとうな)」という品種は、一般的な葉とうがらしよりも葉がやわらかく、茎まで食べることが可能です。京都市と京都大学が共同で開発したもので、京都市内だけで栽培される地域ブランドとして出荷されます。

葉とうがらしの選び方(見分け方)

葉先まで張りがあり、やわらかさを感じるものがおすすめです。葉が変色していたり枯れたものが混ざっているものは避けましょう。なお、とうがらしの実の色は、緑色から赤色まで収穫時期によって異なります。

葉とうがらしの保存方法

葉は乾燥しやすいので、購入したら早めに使い切りましょう。保存する場合は、乾燥しないように新聞紙に包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。

葉とうがらしの食べ方

葉とうがらしは、佃煮にするのが定番の使い方ですが、炒め物や煮浸しなどにも利用できます。

佃煮の作り方は、まず葉と実を取り、葉はさっとゆでてから水に入れて、粗熱とアクを取ります。冷めたら手でしぼってよく水気を切り、細かく刻みます。

あとは少量の油で葉とうがらしを炒め、だし汁や砂糖、みりん、しょうゆなどで味付けをして煮詰めれば完成です。とうがらしの実を少し加えてピリ辛風味にしたり、ちりめんじゃこを入れたりしてもよいでしょう。

佃煮はご飯のおかずやおにぎりの具にするほか、チャーハンに加えたり、冷奴の薬味などにも利用できます。

葉とうがらしの旬(出回り時期)

葉とうがらしの収穫時期は7月から10月頃です。

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