シシリアンルージュ トマト とまと
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基礎データ DATA
- 生い立ち:マウロ氏が育成し2005年に発表
シシリアンルージュの特徴
「シシリアンルージュ」は、イタリアの育種家マウロ氏が育成し、2005年(平成17年)に発売した品種です。果皮が真っ赤で細長い楕円形をしていて、20~30gほどのサイズ。皮はややかためですが果肉はほどよくソフトで、甘味と酸味のバランスもとれています。
そのまま食べてもおいしいですが、加熱するとより深い味わいになるため調理用としても最適。水分が少ないのでオリーブオイルとの相性も良好です。
シシリアンルージュは栽培時に、脇芽取りをせず自然まかせに育てる「ソバージュ栽培」をすることで、質や大きさを保ちつつたくさんの実をつけるのも特徴のひとつ。手間をかけずに収量を見込める品種として生産者にも喜ばれています。
ちなみにマウロ氏が育成した品種はほかにもオレンジ色のミニトマト「プチポンカナリア」や、紫色の「トスカーナバイオレッド」、緑色の「カプリエメラルド」など20種以上あります。これらは「マウロの地中海トマト」シリーズとして展開されていて、種の販売はパイオニアエコサイエンスが行っています。
シシリアンルージュの選び方(見分け方)
果実が鮮やかな赤色で、ふっくらと張りがあり、ヘタがピンとしているものを選びましょう。ただ、シシリアンルージュはヘタが取れやすい品種のため、出荷の時点でヘタが取り除かれている場合もあります。
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シシリアンルージュの保存方法
果実がかためのものは15~20度くらいの冷暗所で保存。気温の高い時期や、果実がやわらかめのものは冷蔵庫の野菜室で保存します。購入時のパックに小さな穴が開いている場合は、さらにポリ袋に入れるとよいでしょう。
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シシリアンルージュの食べ方
シシリアンルージュはそのまま丸ごと食べたり、カットしてサラダに入れてもおいしいですが、加熱調理にも向いています。オリーブオイルで炒めて塩をかけるだけでもよいですし、にんにくの風味をつけても美味。オーブンでグリルするのもおすすめです。
また湯むきしやすいため、量が多いときはトマトソースにしておくのもよいでしょう。トマトソースにすれば冷凍保存も可能です。パスタと和えたり、パンにのせたりして食べるほか、魚介類の料理にも使用できます。
シシリアンルージュの旬(出回り時期)
シシリアンルージュは年間を通して店頭に並びます。