ファーストトマト トマト とまと
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基礎データ DATA
- 生い立ち:「ポンテローザ」をもとに育成
ファーストトマトの特徴
大玉トマトのひとつ「ファーストトマト」は、お尻の部分がとがっているのが特徴です。皮は薄く、甘味とともに適度な酸味も感じられ、バランスのよい味わい。ゼリー状の部分が少なくて崩れにくいので、サンドイッチにも向いています。
昭和10年代に愛知県の豊橋温室園芸農業協同組合において「ポンテローザ」という品種をもとに育成されたといわれています。長い間トマトの主要品種として広く普及していましたが、昭和後期に「桃太郎」が登場したことにより生産量は減少しました。
主産地は生まれ故郷の愛知県。あいち伝統野菜にも選定されていて、「昔ながらのトマトの味」として現在も根強く支持されています。
ファーストトマトの選び方(見分け方)
丸みを帯びていて果皮に張りがあり、お尻の部分がピンとしているものがおすすめです。また、ヘタがきれいな緑色をしているか、ずっしりと重みを感じるかも確認しましょう。なお、お尻の中心から放射状にスジが出ているものは甘いトマトといわれます。
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ファーストトマトの保存方法
青みが残っていてかためのものは、室温15~20度程度の冷暗所に置いておきます。しばらくすると追熟してやわらかくなり、皮も赤くなってきます。
赤く熟したものはラップで包むかポリ袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室へ。なるべく早く消費するようにしましょう。
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ファーストトマトの食べ方
ファーストトマトは皮が薄く、酸味と甘味のバランスもよいので、サラダや冷やしトマトなど生食に適しています。また実崩れしにくいのでサンドイッチに使ってもよいでしょう。もちろんパスタやリゾットなどの加熱調理にも利用できます。
ファーストトマトの旬(出回り時期)
ファーストトマトが多く出回る時期は2月から5月頃です。