白玉ねぎ 玉ねぎ タマネギ 玉葱
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基礎データ DATA
- 皮が白くて薄い極早生種や早生種の玉ねぎ
白玉ねぎの特徴
「白玉ねぎ」は極早生種や早生種の皮が薄くて白い玉ねぎです。形は扁平なものが多く、水分を多く含んでいて果肉がやわらかいのが特徴。辛味が少なくて生食に向くので「サラダオニオン」や「サラダ玉ねぎ」ともいわれ、店によっては「新玉ねぎ」として扱うこともあります。
普通の「黄玉ねぎ」はスライスして生のまま食べると辛味を感じるため、水にさらすのが一般的。しかし白玉ねぎは刺激が弱くて甘味があるので、基本的に水にさらす必要はありません。また普通の玉ねぎと同様に、炒めたり煮込んだりと加熱して食べても美味です。
種類としては愛知県で長年栽培されている甘味の強い「愛知白早生」や、静岡県で作られている「サラダオニオン」、北海道で作られている「真白(ましろ)」などがあります。真白(ましろ)は北見地方で栽培されているブランドの白玉ねぎで、一般的な白玉ねぎが2月から4月頃に出回るのに対し、8月上旬から9月中旬頃に出回ります。
白玉ねぎの選び方(見分け方)
ほどよく扁平形でふっくらとしていて、表面にツヤがあり、重量感のあるものがおすすめです。白玉ねぎは黄玉ねぎに比べて果肉がやわらかいですが、極端に弾力を感じるものは傷んでいることがあるので避けましょう。また、表面はできるだけ傷が少ないものを選びます。
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白玉ねぎの保存方法
白玉ねぎは貯蔵性が低く傷みやすいので、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。新聞紙で包んでポリ袋に入れておくとよいでしょう、使いかけのものはピッタリとラップをして冷蔵保存します。
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白玉ねぎの食べ方
生食する場合は、繊維に沿って薄くスライスしてかつおぶしとしょうゆで食べたり、サラダにすると美味。水にさらさなくても食べられますが、刺激をより少なくしたい場合は軽く水に浸すとよいでしょう。
また、加熱しても独特の甘味を感じます。普通の黄玉ねぎはじっくりと火を通すことでうまみがでますが、白玉ねぎは少し歯ごたえが残る程度に、強火でさっと火を通すとよいでしょう。
白玉ねぎの旬(出回り時期)
白玉ねぎが多く出荷されるのは2月から4月頃です。