サボイキャベツ キャベツ きゃべつ 甘藍
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基礎データ DATA
- 生い立ち:フランスで誕生
サボイキャベツの特徴
「サボイキャベツ」はフランスのサボア地方原産のキャベツで、葉の表面が縮れているのが特徴です。ちりめん状に縮れていることから「縮緬きゃべつ(ちりめんキャベツ)」とも呼ばれ、おもにフランス料理やイタリア料理などで利用されます。
葉は繊維がかたくて少し苦味があるので、生食には向かず、煮込み料理やスープなどに利用するのが一般的。歯ごたえがよく、煮込みすぎても歯ごたえを感じられる食材です。
サボイキャベツは基本的に葉が濃い緑色ですが、品種や栽培環境によっては葉の色が明るい緑色だったり、縮れ具合が弱いものもあります。国内の種苗メーカーが開発した品種としては「サボイエース」や「シューフリーゼ」などがあります。
サボイキャベツの選び方(見分け方)
持ったときにずっしりと重みがあり、色が鮮やかで葉に張りがあるものがおすすめです。葉がしんなりしているものや、軸が変色しているものは鮮度が落ちています。
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サボイキャベツの保存方法
新聞紙で包むかポリ袋に入れるなどして、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。普通のキャベツに比べると日持ちがよく、状態や環境によっては1週間ほど持ちますが、なるべく早く使いきることをおすすめします。
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サボイキャベツの食べ方
サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)は繊維がしっかりしていて煮崩れしにくいので、スープやシチュー、ロールキャベツなどに向いています。少し苦味がありますが、煮込むと甘味が出て味に深みが増します。またベーコンなどと一緒に炒めたり、パスタに使用しても特有の食感が楽しめます。
サボイキャベツは見た目がフワっとしていてやわらかそうに感じますが、葉はかたくて水分も少なめなので、サラダなどの生食には適しません。
サボイキャベツの旬(出回り時期)
サボイキャベツが多く出回るのは11月頃から3月頃です。