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  • 葉付きの若い状態で収穫した玉ねぎ

葉玉ねぎの特徴

葉玉ねぎ

「葉玉ねぎ」は、葉付きのまま若い状態で収穫した玉ねぎです。一般的な玉ねぎは、玉の部分(鱗茎部)が大きくふくらみ、葉が枯れてから収穫しますが、葉玉ねぎは成長途中に葉ごと収穫します。そのため、長ねぎのような葉と小さな玉ねぎの部分の両方を味わえるのが特徴です。

葉は長ねぎよりやや肉厚で太め。甘味があってやわらかく、少し粘り気もあります。また、玉の部分は辛味が少なく水分が多めです。旬の時期は1月から3月頃。特に寒さが厳しい2月は、葉玉ねぎがもっともおいしくなる時期です。

葉玉ねぎの多くは「白玉ねぎ」の早生種を用いますが、「黄玉ねぎ」の間引きで生じたものを出荷していることもあります。

千葉県の長生郡白子町や長生村は、九十九里南部の砂質土壌が玉ねぎ栽培に適していて、葉玉ねぎも多く作られています。

葉玉ねぎの選び方(見分け方)

葉が青々としていて、張りがあるかを確認します。また玉の部分が大き過ぎず、よく締まっていて表面がつややかなものがよいでしょう。変色していたり根の切り口が乾いていたりするものは、鮮度が落ちていることがあります。

葉玉ねぎの保存方法

新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。なるべく葉を折り曲げないようにして保存し、葉色が鮮やかなうちに食べきりましょう。

葉玉ねぎの食べ方

葉玉ねぎ

葉玉ねぎは白い玉の部分だけでなく、葉もおいしく食べられます。一般的な食べ方としては「ぬた」が知られていますが、すき焼きや炒め物、親子丼などに使っても美味。葉玉ねぎ特有の粘りと甘みが感じられます。

ぬたは、食べやすいサイズにカットし、さっと塩ゆでして水分を切り、酢味噌に和えれば完成。ゆでるときは先に白い部分から熱湯に入れ、時間差で葉をゆでると火の通りが均一になります。

生で使う場合は、白い部分を細くスライスしてサラダに加えたり、葉を薬味として利用してもよいでしょう。

葉玉ねぎの旬(出回り時期)

葉玉ねぎが多く出荷されるのは1月から3月頃です。

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