花ズッキーニ ズッキーニ
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基礎データ DATA
- ズッキーニの花、花つき幼果
花ズッキーニの特徴
「花ズッキーニ」はその名の通り、ズッキーニの花のことです。ズッキーニはキュウリのような細長い形をした野菜ですが、実だけではなく「花」も食べることができます。ちなみにズッキーニはキュウリの仲間ではなく、かぼちゃの仲間です。
日本ではあまり流通していませんが、イタリアやフランスでは一般的な食材。黄色い花の部分に詰め物をし、揚げたり炒めたりして特有の食感と風味を楽しみます。
花ズッキーニには「雄花(おばな)」と「雌花(めばな)」がありますが、見分けるのは簡単です。雄花は花のみで、雌花には数センチほどの小さな実(幼果)がついています。
いずれも花は濃い黄色で、サイズは6~8cm程度。基本的に花びらが開花する前の状態で収穫し、雌花の場合は成長前の幼果と一緒に食します。なお幼果はズッキーニの種類によって、緑色のものと黄色のものがあります。
出回り時期は初夏から夏。一般的な野菜ではないので出荷量は少なく、おもに直売所などで販売されています。たまにスーパーなどでも販売されることもあり、その場合は幼果がついた雌花のほうが多いようです。
花ズッキーニの選び方(見分け方)
花びらに張りがあり、みずみずしさを感じるものがおすすめです。しおれていたり変色しているものは鮮度が落ちているので避けましょう。
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花ズッキーニの保存方法
花ズッキーニは日持ちしません。できれば購入した日に調理しましょう。乾燥や高温で花がしおれてしまうと食味が落ちるだけでなく、調理しづらくなってしまいます。
すぐに使わない場合は、乾燥しないようポリ袋などに入れて冷蔵庫へ。1~2日で使い切りましょう。
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花ズッキーニの食べ方
花ズッキーニは、フリット(天ぷら)やリゾット、炒め物などにして食べることが多いです。特に人気の食べ方は、花の中にチーズなどを入れて揚げるフリット(フリッター)です。チーズやミートソースなどを入れて、衣をつけてカリッと揚げます。サクサクとした食感とチーズなどのとろける食感がマッチしておいしいです。
調理する際は、花の中の雌しべ(雄しべ)などを取って軽く洗いましょう。雌花の場合は幼果と一緒に利用します。
花ズッキーニの旬(出回り時期)
花ズッキーニが出回るのは5月下旬頃から7月頃です。