コガネセンガン さつまいも サツマイモ 甘藷
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基礎データ DATA
- 親の組み合わせ:「鹿系7-120」×「L-4-5」
コガネセンガンの特徴
「コガネセンガン」は果皮と果肉が黄白色のさつまいもで、おもに鹿児島県や宮崎県で栽培されています。「鹿系7-120」と「L-4-5」という品種を交配して育成され、1966年(昭和41年)に命名登録されました。漢字では「黄金千貫」と表記しますが、これは皮が黄金色で収穫量の多いことが由来だそうです。
コガネセンガンは紡錘形をしていて、粉質でやさしい甘味があり、きめ細かなホクホクとした食感。収量が多く安定していて、早掘りしても品質が落ちないのも特徴です。
もともとはでんぷんの原料として育成され、おもに芋焼酎や加工用に使われていますが、青果としても食味がよいことから、近年店頭でも見かけるようになっています。なおコガネセンガンで作った焼酎は、甘味のある味わいとやわらかい口当たりが特徴です。
コガネセンガンの選び方(見分け方)
ずっしりと重みがあり、適度な太さで皮に張りがあるものがよいでしょう。傷がついていたり変色部分があるものは避けたほうが無難です。
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コガネセンガンの保存方法
新聞紙で包んで冷暗所で保存します。乾燥や低温が苦手なので、さらに段ボール箱に入れて13~16度の環境に置いておくのがおすすめ。冷蔵保存は不向きです。
加熱後に冷凍すれば長期保存も可能です。使いやすい大きさにカットしたり、ペースト状にしてからラップに包み、保存袋に入れて冷凍します。
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コガネセンガンの食べ方
ホクホクとした食感のコガネセンガンは、焼き芋やふかし芋などにして食べると美味です。また、てんぷらや大学芋、芋けんぴなどの揚げ物にしてもおいしく食べられます。
コガネセンガンの旬(出回り時期)
コガネセンガンが多く出荷されるのは秋から冬にかけてです。